1 month 2 weeks ago
主要メッセージ
- 正常反応(卵巣が刺激薬に対して平均的な反応を示す)が予測される女性では、ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)拮抗薬を使ったショート法は、GnRH作動薬を使ったロング法と同じ程度の生児出生率または継続的妊娠率が得られる可能性が高い。また、GnRH拮抗薬を使ったショート法は、GnRH作動薬を使ったロング法と比べて、卵巣過剰刺激症候群(OHSS、卵巣が刺激薬に過剰に反応して腫れや痛みを生じ、重症になると命にかかわるような合併症を引き起こす可能性もある)のリスクを減らす可能性が高い。
- 下垂体を抑制しない卵巣刺激法は、GnRH拮抗薬を使ったショート法やGnRH作動薬によるフレアアップ法と比べて、生児出生率または継続的妊娠率が低い可能性がある。
- 高い反応性が予測される(卵巣が刺激薬に反応して卵子がたくさんできると予測されることを意味し、OHSSなどの合併症のリスクが高くなる)女性では、GnRH拮抗薬を使ったショート法でヒト閉経期ゴナドトロピン(hMG)を使うと、遺伝子組換え卵胞刺激ホルモン(rFSH)と比べて、OHSSのリスクを減らす可能性がある。
体外受精(IVF)とは?
不妊症の人の中には、妊娠するために体外受精が必要な人もいる。体外受精にはいくつかの段階がある。卵巣刺激(COS:1回の月経周期で複数の卵子ができるのを助ける薬を使う)、採卵(卵巣から卵子を取り出す)、受精(体の外で卵子と精子を受精させ、胚を作る)、胚移植法(胚を子宮の中に移植する)などがある。
このうち、卵巣刺激は重要な段階である。卵巣の中にある卵子の成長を刺激するホルモン剤(ゴナドトロピンと呼ばれる)の注射を打つことが多い。途中で自然に排卵してしまうことを防ぐために、排卵を促すホルモンを抑える薬も使う(下垂体抑制という)。一連の治療は、特定の方法で組み合わせて行い、これをプロトコールと呼ぶ。
どのプロトコールを選ぶかは、年齢、体重、卵巣予備能(卵巣にある卵子の数)など、治療を受ける個人の要因によって異なる。プロトコールによって、妊娠率、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)などの合併症のリスク、採卵できる数に影響する可能性がある。しかしながら、どのプロトコールが最も効果的で安全なのかは、まだ明らかになっていない。
知りたかったこと
卵巣刺激のプロトコールとして、どれがより優れているのか、また、好ましくない効果を伴うのはどれかを調べたかった。
何を行ったのか?
さまざまな卵巣刺激のプロトコールを比べた研究を検索した。その結果を比較、要約し、研究方法や規模などの要因に基づいてエビデンスに対する信頼性を評価した。
わかったこと
59,086人の女性を対象とした、さまざまな卵巣刺激のプロトコールを直接比べた338件の研究を対象とした。比較のパターンは15種類あった。これらの研究のうち、226件の研究は、正常反応と予測される女性のみを対象としていた。31件の研究は、高反応と予測される女性のみを対象としていた。81件の研究は、低反応と予測される女性のみを対象としていた。
生児出産
下垂体抑制法
正常な反応が予測される女性では、GnRH拮抗薬を使ったショート法でも、GnRH作動薬を使ったロング法と同じ程度の生児出生率または継続的妊娠率が得られる可能性が高い。このエビデンスによると、GnRH作動薬を使ったロング法による生児出産率を28%と仮定した場合、GnRH拮抗薬を使ったショート法による生児出生率は24~30%となる。低反応と高反応が予測される女性については、エビデンスに確信が持てなかった。
その他のエビデンス
その他の分析では、生児出生率や継続的妊娠率における差は確認できなかった。
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
下垂体抑制法
正常反応が予測される女性では、GnRH拮抗薬を使ったショート法は、GnRH作動薬を使ったロング法と比べて、OHSSのリスクを減らす可能性が高い。このエビデンスによると、GnRH作動薬を使ったロング法でのOHSSの発症率を25%と仮定した場合、GnRH作動薬を使ったショート法でのOHSS率は20~25%となる。低反応と高反応が予測される女性については、エビデンスに確信が持てなかった。
GnRH拮抗薬を使ったショート法
高い反応が予測される女性に対しては、GnRH拮抗薬を使ったショート法にヒト閉経期ゴナドトロピン(hMG)を使うと、遺伝子組換えFSH(rFSH)と比べてOHSSリスクを減らせるかもしれない。このエビデンスによると、rFSHを使った治療の後にOHSSが起こる確率を21%と仮定した場合、hMGを使った治療の後のOHSSの発症率は6~14%となる。低反応と高反応が予測される女性については、エビデンスに確信が持てなかった。
その他のエビデンス
その他の分析では、OHSSの発症率における差は確認されなかった。
エビデンスの限界
プロトコールによっては研究数が限られているほか、十分にデザインされていない研究もあり、研究間で結果に一貫性がなかったことから、多くのエビデンスの信頼性が低かった。そのため、結果について確信が持てない。
エビデンスの更新状況
エビデンスは、2024年6月現在のものである。
Melo P, Eapen A, Chung Y, Jeve Y, Price MJ, Sunkara SK, Macklon NS, Khalaf Y, Tobias A, Broekmans FJ, Khairy MK, Gallos ID, Coomarasamy A
1 month 2 weeks ago
主要メッセージ
• デジタル介入は、わずかながら体脂肪量に対する短期的な有益な効果(脂肪量減少)をもたらす可能性があるが、他の評価項目に対する効果は不明である。
• デジタル介入の安全性について報告した研究はなかった。
• 今後の研究では、年齢、性別、人種/民族別に結果を報告すること、すべてのデータを報告すること、 特に有害事象や他の評価項目を含めること、分析には(肥満管理に重要な要素であるため)食事と身体活動の両方をコントロールすること、および介入の根拠となる行動理論を報告することなどが必要である。
小児期の肥満はなぜ問題なのか?
小児肥満は、世界的な公衆衛生上の問題であり、糖尿病や心臓病など長期にわたる病気(慢性疾患)の発症リスクを高めている。2016年には、世界で3億4000万人以上の5歳~19歳の小児および青少年が、過体重または肥満の状態にあった。
デジタル技術とはどのようなもので、減量管理にどのように活用されているのか?
研究者は、ウェアラブルデバイス(体の一部に装着して使用する小型で携帯可能なコンピュータの一種)、ウェブベース介入(ウェブサイトを利用した心理教育的介入プログラム)、テキストメッセージ、スマートフォンやタブレットのアプリケーション(アプリ)、「エクサゲーム」(体を動かす要素を取り入れたビデオゲーム)やアクティブなビデオゲーム、テレヘルス(携帯電話/スマートフォン、コンピューター、タブレットなどを使って、自宅に居ながら医師の診察を受けたり医師とコミュニケーションを取ることができる)など、デジタル技術を活用した小児および青少年の肥満を管理する新たな方法を調査している。これらのデジタル技術の利点は以下の通りである:
• いつでも利用可能であり、長期にわたって望ましい行動を維持するのに役立つ可能性がある;
• 医療費の削減;
• 健康への公平性を促進する、つまり、一般にどこからでもアクセスでき、多くの人が利用できるため、異なる集団間における健康の不公平な格差を減らすことにつながる。
知りたかったこと
デジタル技術を導入することが小児および青少年の減量に役立つかどうか、またこれらのデジタルツールが安全かどうかを知りたかった。
実施したこと
19歳までの小児と青少年を対象とした肥満管理において、「ウェアラブル」(食事、健康、および/またはフィットネスなどを管理するため、体の一部に装着して使用する小型で携帯可能な電子機器)、ウェブベース介入、テキストメッセージ、モバイルアプリ、エクサゲーム、テレヘルスなどのデジタル技術を評価した研究を検索した。特定した研究を以下のように2つの比較条件にグループ分けした:
• デジタル技術(デジタル介入)と通常治療(デジタル介入なし)を併用した場合と、通常治療のみの場合との比較;
• デジタル技術(デジタル介入)のみ使用の場合と、通常治療のみ使用の場合との比較。
研究結果を比較して要約し、研究方法や研究規模などの要因に基づいて、エビデンスの信頼性を評価した。
わかったこと
合計911人の小児および青少年を含む15件の研究を対象とした。5件の研究では、0歳~19歳の小児および青少年を対象としていた。10件の研究では、10歳~19歳の年齢層のみを対象としていた。9件の研究が、6ヵ月未満の研究(短期研究)であり、残りの6件の研究は、6か月以上の研究(長期研究)であった。
8件の研究では、デジタル技術(デジタル介入)と通常治療を併用した場合と、通常治療のみの場合を比較した。デジタル技術(デジタル介入)併用によるアプローチは、研究終了時に体脂肪を平均2.63%減少させた可能性がある。これはわずかながらも重要な改善である。他の評価項目への影響は不明であった。
7件の研究では、デジタル技術(デジタル介入)単独の場合と、デジタル介入を併用しない通常治療のみの場合を比較した。いずれのアウトカムもデジタル介入単独の効果は不明であった。
これらのデジタル技術(デジタル介入)の安全性について報告した研究はなかった。
エビデンスの限界は何か?
対象とした小児および青少年の年齢層にとって、デジタル介入と通常治療の併用による体脂肪量の減少が長期にわたって臨床的に意義のある変化と評価することは、限られたエビデンスのため困難である。また、これらのデジタル技術の安全性に関するエビデンスはなく、年齢層によってアウトカムが異なるかどうかを判断するための十分な情報もなかった。
本エビデンスはいつのものか?
エビデンスは2025年4月14日時点のものである。
Palacios C, Hernandez J, Ajmal A, Rodriguez AJ, Hassan AY, Metzendorf M-I, Ramella-Roman JC.
1 month 2 weeks ago
要点
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低強度衝撃波療法は、長期的に勃起を改善する可能性がある。
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低強度衝撃波治療は、短期的には陰茎の硬さやこわばりを改善する可能性がある。
-
治療に関連した副作用や副作用による早期の治療中止は、短期的にはまれである。
勃起不全とは?
勃起不全は、男性が性行為の際に十分に勃起しない、あるいは勃起が維持できない状態のことで、よく見られる問題である。他の健康状態、医学的治療(前立腺に対する薬や手術など)、不健康な生活習慣(喫煙、食生活の乱れ、運動不足など)、うつ状態や不安など、さまざまなことが原因で起こる可能性がある。
勃起不全はどのように治療するのか?
勃起不全の治療にはさまざまな方法がある。まず、医師は、もっと運動する、バランスの取れた食事をする、喫煙をやめるなど、生活習慣の改善を勧めるかもしれない。それでも効果がない場合は、医師が薬を勧めることもある。性的なパートナーとの関係や感情に関する問題であれば、セラピストに相談することを勧めることもある。器具や注射、手術といった治療法もある。このコクランレビューでは、衝撃波を用いた新しい治療法について検討している。
衝撃波治療とは何か?
低強度衝撃波療法は、音波を使って陰茎の血流をよくし、勃起を助ける。簡単な治療法である。医師が陰茎のさまざまな部分に小さな器具を使用する。治療は痛くないし、麻酔薬も必要ない。治療時間は約15分から約20分で、数週間にわたって数回行われる。
低強度衝撃波治療という言葉は、この治療の安全性を強調している。高強度の衝撃波は強力で、腎臓結石などを砕くのに使われるが、低強度の衝撃波はそれよりも弱く、害を与えることなく効果を発揮する。
知りたかったこと
低強度衝撃波治療が偽治療(衝撃波を使うふりをした装置)よりも効果があるかどうかを知りたかった。以下の評価を行った:
実施したこと
勃起不全の男性を対象に、低強度衝撃波治療を偽治療と比較したすべての医学研究を検索した。これらの研究結果をチェックし、結果を要約し、研究の実施方法などの要素から信頼度を評価した。
わかったこと
低強度衝撃波治療または偽治療を受けた1,357人の男性を対象とした21件の研究が見つかった。これらの男性の年齢は39歳から65歳で、勃起不全の期間は3か月から68か月であった。
主な結果
短期間(3か月以内)では、低強度衝撃波療法は勃起にわずかな改善効果をもたらすかもしれないが、その効果は男性が気づくほど大きくないかもしれないことがわかった。長期的(3か月以上)には、勃起を改善する可能性がある。短期的には、陰茎の硬さが改善されるかもしれない。長期的には、陰茎の硬さにもわずかながら影響を与えるかもしれないが、この効果もまた、男性が気づくほど大きくないかもしれない。どの治療法も短期的にしか使用されなかったが、長期的にはいくつかの結果が報告されている。短期的にも長期的にも、低強度衝撃波療法は治療による副作用や治療の中断にほとんど影響を与えない可能性がある。患者やそのパートナーの治療結果に対する満足度や性生活に関する情報は見つからなかった。
エビデンスの限界
以下の理由のため、エビデンスに関して十分な確信を得ることができなかった。
21件の研究のうち9件が、衝撃波治療を行う装置を製造している企業から資金提供を受けていた。5件の研究は、産業界から金銭を受け取っていないと回答し、残りの研究は金銭を受け取ったかどうかを明記していない。
本エビデンスの更新状況
本レビューは2024年7月7日現在のものである。
Ergun O, Kim K, Kim MH, Hwang EC, Blair Y, Gudeloglu A, Parekattil S, Dahm P
5 months 2 weeks ago
オピオイド依存症(中毒)治療における徐放性(長時間作用型)ナルトレキソンの利益とリスクは? 要点 - 徐放性ナルトレキソンによる治療を受けている人が、ブプレノルフィンやメタドンなどのオピオイド作動薬による治療を受けている人よりも、ヘロインなどの違法オピオイドを使用する頻度が低いかどうかは不明である。 - 徐放性ナルトレキソンによる治療を受けた人は、経口ナルトレキソン、プラセボまたは標準治療による治療を受けた人よりも、違法オピオイドを使用する頻度が低い可能性がある。 - 徐放性ナルトレキソンによる治療は、オピオイド作動薬による治療よりも安全性は低いかもしれないが、標準治療よりは安全である。 - 臨床医と患者は、治療法の選択肢の有無と特徴をよく検討し、徐放性ナルトレキソンは自由を制限することなく断薬を助けるが、解毒が必要であることに留意すべきである。長期的な安全性と維持については、より多くのエビデンスが必要である。 オピオイド依存症とは何か? ヘロインやオキシコドンのような処方鎮痛剤を含むオピオイド系薬物は、中毒や深刻な健康被害をもたらすリスクがある。治療には多くの場合、これらのオピオイドをメタドンやブプレノルフィンなどのより安全な代替品に置き換えることが必要だが、心理療法やナルトレキソンのような他の選択肢もある。しかし、オピオイド依存の克服は、その複雑な性質と、それに伴う再発や過剰...
7 months ago
GAD-7およびGAD-2質問票は不安障害の検出においてどの程度正確か? 主な結果 - GAD-7およびGAD-2質問票 だけでは 、不安障害の診断や除外には使用できない。 - しかし、不安障害が存在するかどうかの指標にはなる。 - 個人に関する「否定的」あるいは「肯定的」なアンケート結果の解釈は、文脈によって異なる。 不安障害とは何か? 「不安障害」は、(これらに限定されないが)精神衛生状態を指す包括的な用語である: - 全般性不安障害:6か月以上の間、ほとんどの日に過度の不安を感じ、心配をコントロールすることが難しく、さらに落ち着きのなさ、疲労感、集中力の低下、いらいら、筋肉の緊張、睡眠障害の6種類の症状のうち少なくとも3種類を経験する; - 社交不安症:社交やパフォーマンスの場面で、批判されたり、恥をかかされたりすることへの強い恐怖; - パニック障害:予期せぬ激しい恐怖や不快感を繰り返し経験し、さまざまな身体的・感情的症状を伴う。 なぜ不安障害の早期診断が重要なのか? 不安障害は一般的な疾患であり、治療が必要と考えられる人であっても発見されないことが多い。不安障害が存在するのに気付かない(偽陰性)ことは、薬物療法、心理療法、またはその両方による適時治療の機会を逃すことを意味する。このため、一部の専門家や患者イニシアティブはスクリーニングを提唱している。つまり、対応する症状...
7 months ago
監査とフィードバック:専門的実践への影響 主な結果 - 医療における監査とフィードバックとは、医療従事者のパフォーマンスを評価し、専門的な基準と比較することである(監査)。そして、医療従事者は比較の結果(フィードバック)を与えられ、それがそれらの人々のパフォーマンス向上に役立つことを期待される。 - 監査とフィードバックは、医療従事者のパフォーマンスを「少し」から「中等度」向上させるのに役立つ。医療従事者がトップ・パフォーマーと比較してどうなのかを示し、改善のための重要な分野に焦点を当て、変化を起こすためのヒントを含んでいる場合に、最も効果的である。監査とフィードバックは、注意喚起や追加トレーニングといった他のサポートと組み合わせることで、さらに役立つものとなる。 - 今後の研究では、監査とフィードバックの介入を改善する最善の方法を見つけることに焦点を当てるべきである。 医療における監査とフィードバックとは何を意味するのか? 医療従事者のパフォーマンスを向上させるために、医療機関では監査とフィードバックがしばしば用いられている。監査とフィードバックのプロセスでは、個人の専門的な実践やパフォーマンスが測定され、専門的な基準や目標と比較される。つまり、それらの人々の専門的なパフォーマンスは「監査」される。「フィードバック」では、この比較の結果が医療専門家に提供される。このプロセスの目...
7 months 1 week ago
過剰にアルコールを摂取する人に対する心理社会的介入と薬物療法の併用は、どのような効果があるのか? 主な結果 - 心理社会的介入のみと比較すると、アルコール使用障害(AUD)がある人にとって、薬物療法を加えることはおそらく安全であり、アルコール使用を減らすのに有用である。 - 利用可能な研究の数が限られているため、心理社会的介入と薬物療法の併用が、薬物療法のみ、無治療または通常のケアと比較した場合、AUDがある人にとって有用かどうかはわからない。 - 薬物療法のみ、無治療または通常のケアと比較した併用療法の効果について、より多くの研究が必要である。 アルコール使用障害(AUD)とは何か? AUDは、アルコール摂取をコントロールできず、コントロールできないアルコール使用のエピソードが頻繁に起こる精神障害であり、交通事故、早死、がん、肝硬変、神経障害などの病気のリスクが高まる。 AUDの治療法は? 心理社会的介入や薬物療法は、AUDがある人のアルコール摂取を減らすために用いられる。AUDがある人の治療によく用いられる心理社会的介入は以下の通りである: - 認知行動介入(アルコールを摂取したいという欲求に対処するための行動課題や技能を通じて、人々が自分の否定的な考えや信念、望ましくない行動を認識し、修正できるように支援することを目的とする); - 随伴性マネジメント介入(金銭、引換券、賞...
7 months 1 week ago
人々が一般的な健康診断に資金を提供し、実施し、受診する理由は何か? 主な結果 - 一般的な健康診断を受けるかどうかは、一般的な健康診断の存在を知っているか、家族、友人、医療提供者から促されるかなど、いくつかの要因に基づいて決定される。一般的な健康診断や治療が無料でない場合、時間やお金といった資源も重要な役割を果たす。悪い結果を恐れて、一般的な健康診断を避ける人もいる。 - 医療費提供者や医療提供者についての情報が少なかったため、一般的な健康診断への資金提供や実施について、何が彼らの決断の原動力となっているのか、完全には理解できていない。 - 一般的な健康診断を受けるかどうかについては、長所と短所を天秤にかけ、自分の健康状態や状況を考慮しながら、慎重に考えるべきである。 一般的な健康診断とは? 一般的な健康診断とは、特に裕福な国で、健康だと感じている人に定期的に行われる健康診断のことである。さまざまながんのスクリーニングや、糖尿病や心臓病にかかるリスクの評価などである。これらの検査は、リスクや病気を早期に発見して治療したり、生活習慣を変えたりするのに役立つと考えられている。しかし、リスクがあるかもしれない。たとえば、スクリーニング検査で間違った診断を受け、さらに検査を受けなければならなくなったり、不必要な治療を受けなければならなくなったりする可能性がある。一般的な健康診断には費用が...
7 months 2 weeks ago
抗うつ薬は、非特異的な腰痛や脊椎(背骨)に関連した下肢痛がある人に効果があるか? 主な結果 - セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬(抗うつ薬の一種)は、プラセボ(非活性錠剤またはダミーの錠剤)と比較すると、腰痛がある人の痛みの強さをわずかに軽減し、機能をわずかに改善すると考えられる。これらの薬を服用することで、好ましくない影響が出る人もいるであろう。 - プラセボと比較すると、三環系抗うつ薬(抗うつ薬の一種)は、腰痛のある人の機能にわずかな改善をもたらすが、痛みの強さにはおそらくほとんど影響を与えない。 - 脊椎に関連した下肢痛に対する抗うつ薬の効果については不明である。 腰痛と脊椎に関連した脚の痛みとは? 腰痛は、世界中で障害を引き起こす主要な原因となっている。腰痛のほとんどは、脊椎の明確な損傷によって引き起こされるものではないため、「非特異的」と呼ばれる。腰痛がある人の多くは、脚への放散痛も経験している。 腰痛と脊椎に関連した下肢痛を、 抗うつ薬でどのように治療するのか? 抗うつ薬は、もともとうつ病を治療するために開発された一群の薬である。最も一般的なクラスには、セロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害薬、選択的セロトニン再取り込み阻害薬、三環系抗うつ薬がある。抗うつ薬は、神経系における痛みの信号を遮断することによって痛みを和らげると考えられている。抗うつ薬を服用...
7 months 3 weeks ago
血管拡張薬(血管を広げる薬)は、不妊症の女性が妊娠するのに役立つか? 要点 1.血管拡張薬は、ダミーの治療や無治療と比べると、妊娠するのにおそらく役立つが、副作用もあるだろう。また、血管拡張薬は、ダミーの治療や無治療と比べると、あるいはエストロゲン(女性ホルモン)と比べると、妊娠が継続できて出産するまでの可能性にはほとんど影響しないかもしれない。 2.より確かな結論を出すためには、この治療に関する、より大規模でしっかりデザインされた研究が必要である。 背景 不妊治療を受けている女性にとって、胚盤胞(受精卵が数日間分裂して、胎児のもとが作られた状態)が子宮内膜に正常に着床することが重要である。着床率や出生率を高める可能性がある薬はたくさんある。その一つに、血管拡張薬がある。この薬は、血管を拡張して子宮内膜を厚くし、子宮の収縮を防ぐことで、胚盤胞を子宮に着床しやすくすると考えられている。 知りたかったこと 血管拡張薬が生児出生率、妊娠率、子宮内膜の厚さを改善するのに役立つかどうかを調べたかった。また、血管拡張薬が多胎妊娠(双子、三つ子など)、流産、異所性妊娠(受精卵が子宮内膜以外に着床すること)の発生率に影響を及ぼすかどうか、副作用があるかどうかも知りたかった。 実施したこと 年齢を問わず、不妊治療を受けている女性を対象に、血管拡張薬とプラセボ(ダミーの治療)または無治療とを比べた研...
8 months ago
産後出血を予防、発見、治療するための、世界保健機関(WHO)の勧告を実現させるにはどんな対策が優れているか? 主なメッセージ 複数の対策を組み合わせると、世界保健機関(WHO)の産後出血(PPH)を予防するための勧告により従えるようになる可能性があるが、集中治療室(ICU)への入院、追加の手術が必要になる数、または妊産婦の死亡数には恐らく差はない。複数の対策を組み合わせることが、出血量や輸血の有無に影響するかどうかはわからない。 一つだけの対策では、WHOのPPH予防のための勧告が守られるかどうか、出血量、または輸血の有無に影響するかどうかはわからない。一つだけの対策では、妊産婦の死亡数には差がなく、ICUへの入院が増えるかもしれない。一方、追加の手術を必要とする数が減る可能性がある。 研究の件数が少なく、解析した研究の間で収集されたデータに差があるなどの限界があって、有効な対策について結論を出すことができなかった。しかし、同一の対策が、異なる研究で程度の違いこそあれ成功を収めており、今後この領域での研究を行う必要性が非常に高い。 産後出血(PPH)とは何か? 産後出血(PPH)とは、通常、出産後24時間以内に500mlを超える出血があること、と定義される。 PPHはどのようにして予防、診断、治療されているか? WHOのガイドラインは、PPHを予防するために、出産直後にオキシトシ...
8 months 1 week ago
うつ病を対象とした母乳育児支援介入は、産後のうつ病発症を予防できるか? 主な結果 - 心理社会的な母乳育児支援介入は、支援を受けてから1~3か月後の母親の産後うつ病の一部を予防し、支援を受けてから7~12か月後の母乳育児期間を延長する可能性がある。その他のメンタルヘルスや母乳育児の結果に対する影響については、非常に不確かなエビデンスしかない。 - 母乳育児支援以外の介入(特にマインドフルネス)が産後うつ病やその他のメンタルヘルス、母乳育児の結果に与える影響に関するエビデンスは、非常に不確かである。 - 介入に直接関係する有害事象は記載されていなかったが、ほとんどの研究で有害事象が測定されているかどうかはわからなかった。 - 今後の母乳育児支援介入研究は、バイアスのリスクを減らすために慎重に実施されるべきであり、母親の精神的健康状態の差を検出するのに十分な規模でなければならない。 産後うつ病とは何か? 産後うつ病は、出産後に起こる精神疾患で、抑うつ気分や、活動に対する喜びや興味の喪失が長期間続くことが特徴である。母親、赤ちゃん、そして家族全体に深刻な影響を及ぼしかねない病気である。 知りたかったこと うつ病を対象とした母乳育児支援介入が、産後うつ病の予防や産後うつ病の症状の軽減において、標準的な産後ケアよりも優れているかどうかを調べたいと考えた。また、母乳育児支援介入に有害な副作用...
8 months 3 weeks ago
不妊治療を受けると卵子がたくさんできてしまう女性にとって、最善の治療とは何か? 主なメッセージ 多嚢胞性卵巣症候群(卵巣で成熟卵子がうまく作られない状態)の女性が不妊治療を受ける場合、体外成熟(未熟な卵子を、受精に十分な成熟度まで体外で育てること)が体外受精(卵子を体外で精子と受精させる治療法)よりも生児出産や妊娠を増やすのに優れているかどうかはわかっていない。 体外成熟は、体外受精に比べて流産を増加させる。一方、多嚢胞性卵巣症候群の女性における卵巣過剰刺激症候群(卵巣が卵子を過剰に産生する痛みを伴う状態)を減少させる。 早産(妊娠37週未満での出産)と胎内での赤ちゃんの発育については、体外成熟と体外受精ではほとんど差がないが、より多くの研究が必要である。 論点 なかなか妊娠しない女性は、妊娠する可能性を高めるための治療を必要とする場合がある。これには、女性が卵子の成熟を促す薬を服用し、卵子を取り出して体外で精子と受精させ、できた受精卵を女性の子宮に戻す方法がある。これを体外受精(IVF)という。なかなか妊娠しない女性の中には、多嚢胞性卵巣症候群(卵巣で成熟卵子をうまく作れない状態)の人がいる。このような女性が卵子の成熟を促す薬を服用すると、卵子が過剰に作られることがある(卵巣過剰刺激症候群と呼ばれる)。これは卵巣が腫れて痛みを伴い、重篤な病気や(まれには)死に至ることもある。多...
8 months 3 weeks ago
喘息児やその介護者または両方に、在宅で喘息教育を提供するのはどれだけ役に立つか? 主なメッセージ 在宅教育を行うと、他所でなされる教育と比べて生活の質 (QOL)が向上するほか、その介入の度合いが低い場合と比べて入院回数が減るという限定的なエビデンスがある。 救急外来の受診や副腎皮質ステロイド薬(気道内の炎症(腫れ)を抑える喘息治療薬)を使った治療が必要となるほどの喘息の悪化、喘息の症状または肺の機能状態の変化に関して、在宅で行う教育が他所で行う教育より優れているか劣っているかを示す十分なエビデンスはない。 - 実際に喘息教育のどの要素が喘息の知識の向上と結果(評価項目)の改善につながるかを調べるには、周到にデザインされた試験が必要である。 喘息とは? 喘息とは慢性の(長期の)肺疾患である。喘息をもつ人は肺の気道内で炎症(腫れ)が起きる。症状は喘鳴、息苦しさ、胸の圧迫感、咳である。 喘息教育とは? 喘息教育は、患者と医療従事者の協力関係を利用して、患児と介護者に喘息をどのように管理するか教えることを目的とする。喘息教育の内容としては、喘息に関する情報、吸入器の効果的な使い方を含む喘息管理の訓練、管理の方策、薬の正しい用法の指導などがある。ピークフローメーター(手に持って、全力でどれだけ速く息を吐けるか測定する器具)などを用いた喘息のモニタリングと医療従事者による定期検査も喘息教育...
8 months 4 weeks ago
子どもの肥満を管理するのに、精密栄養学に基づく介入をするとどんな効果があるのか? 要点 - 精密栄養学(個人の生物学的特徴や環境に基づいて、その人に合った食事や食品を提供すること)が、肥満の子どもの体重や体格指数(BMI)で測定される体重の変化に効果があるかどうかは不明である。 - 子どもの肥満を管理するのに、精密栄養学に基づく介入がどんな効果があるのかを理解するためには、大規模なものを含む研究がさらに必要である。 過体重と肥満症とは何か? 体格指数(BMI)は、体重(キログラム)を身長(メートル)の二乗で割って算出する。BMIは、脂肪をたくわえ過ぎた状態である「過体重」と、健康を害するほど脂肪をたくわえ過ぎていることが特徴の慢性疾患である「肥満症」を定義するために使用されることがある。 過体重や肥満症はどのように管理されるのか? 肥満症は、食事や生活習慣の改善、手術、薬物療法によって管理できる。一方で、2022年現在、5歳未満の子ども約3,700万人が肥満症になっている。また、青年の肥満症の割合は、1990年の4倍にまで増えている。これは、個別化または精密栄養学に基づく介入など、治療に対する代替的または補完的方法が必要であることを示している。 何を調べようとしたか? 最近、「精密栄養学」(個人の行動、生理学的特徴、ライフスタイル、食事が、介入にどのように利用できるかを研究する学...
8 months 4 weeks ago
全般性不安障害の抗うつ薬 主なメッセージ - 抗うつ薬はプラセボ(見せかけの錠剤)よりも治療反応を改善する効果が高く、プラセボと同程度の受容性がある。プラセボ群に比べ抗うつ薬群では効果不足による脱落者が少なく、プラセボ群に比べ抗うつ薬群では好ましくない作用による脱落者が多かった。 - 今後の研究では、方法と結果の報告がより透明化されるかもしれない。今後のレビューでは、併存する病状を持つ人々も含めるかもしれない。 全般性不安障害とは何か? 全般性不安障害は、日常的な出来事に対する過剰な不安と継続的な心配を特徴とする精神疾患である。全般性不安障害はよく見られるもので、一般に女性は男性の2倍の頻度で罹患する。 全般性不安障害はどのように治療するのか? 治療法には、さまざまな心理学的アプローチ(心や人の行動に働きかける)や薬がある。薬の中では、抗うつ薬(うつ病の治療に用いられる)、特に選択的セロトニン再取り込み阻害薬とセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬と呼ばれる2種類の抗うつ薬が全般性不安障害の治療によく用いられ、多くの研究でプラセボによる偽治療に対する有用性が示されている。 このレビューに関心を持つ人は誰か? 全般性不安障害がある人、一般開業医、メンタルヘルス専門家。 知りたかったこと このレビューでは、このトピックに関して利用可能なすべてのエビデンスの最新の要約を提供するこ...
9 months ago
電子タバコは禁煙に役立つのか?また、禁煙目的で使用した場合、副作用はないのか? 電子タバコとは? 電子タバコ(e-シガレット)は、携帯型のデバイスで、通常はニコチンと香料を含んだ液体を加熱することで作動する。電子タバコは、煙ではなく蒸気でニコチンを吸い込むことができる。電子タバコはタバコを燃やさないため、一般的に、従来のタバコを使用する人に病気を引き起こす可能性があるのと同じレベルの化学物質に使用者がさらされることはない。 電子タバコを使用することは、「ベイピング」と呼ばれている。電子タバコは、タバコを止めるために使用する人が多い。このレビューでは、主にニコチン入り電子タバコに焦点を当てている。 レビューを行った理由 禁煙は多くの病気のリスクを下げる。多くの人が、タバコを止めるのは難しいと思っている。電子タバコの使用が禁煙の助けになるかどうか、また、電子タバコを使用している人に望ましくない影響がないかどうかを調べた。 実施したこと 禁煙のために電子タバコを使用した研究を検索した。 人々が受けた治療が無作為に決定されたランダム化比較試験を探した。このような研究方法(ランダム割付)は、治療効果について最も信頼性の高いエビデンスが得られるとされている。また、全員が電子タバコによる治療を受けた研究も探した。また、ランダム化群でなくても、喫煙者に電子タバコを与え、その健康状態をモニターした...
9 months ago
成人の禁煙支援介入は、社会経済的背景によって効果が異なるのか? 主な結果 - すべての治療法のエビデンスにほとんど、あるいはまったく確信を持てない。つまり、社会経済的に低いグループと高いグループとで異なる禁煙介入策を用いることを支持する明確なエビデンスはなく、また、どのような介入策も健康格差に効果があるという明確なエビデンスもない。しかし、もっと研究が進めば、この結論も変わるかもしれない。 - 各研究グループの社会経済的地位別に禁煙率を報告する研究がもっと必要である。 禁煙と社会経済的地位の差 喫煙は病気と早死にの主要なリスクであり、喫煙者の2人に1人、世界中で毎年800万人が死亡している。喫煙者は心臓病、肺疾患、がんのリスクが高まる。 禁煙にはさまざまな治療法がある。これらの治療には、薬物療法やカウンセリングなどの行動支援が含まれ、さまざまな方法で行われる。 社会経済的に低いグループの人々(例えば、低所得で生活している人々、失業している人々、教育レベルが低い人々)は、社会経済的に高いグループの人々に比べて、喫煙する可能性は高いが、現在の治療法の助けを借りて禁煙する可能性は低い。 禁煙が健康格差に与える潜在的影響 健康格差とは、人々のグループ間の健康状態の差のことである。喫煙は他に類を見ないほど有害で致命的であるため、喫煙者数の増加は、不利な立場にある人々の喫煙に関連した疾病や死...
9 months 1 week ago
ルラシドンと定型抗精神病薬:統合失調症の治療にはどちらが有効か? 要点 - 統合失調症の治療において、ルラシドンという新しい抗精神病薬をハロペリドールのような従来の抗精神病薬と比較した。 - 2件の研究によると、ルラシドンが従来の薬と比較して統合失調症の症状を改善するのか、あるいは望ましくない作用をもたらすことが少ないのかは不明である。 - 統合失調症の治療におけるルラシドンの有益性と潜在的有害性を明らかにするためには、さらなる研究が必要である。 統合失調症とは? 統合失調症は、現実の捉え方に影響を及ぼす病気で、幻覚、妄想、明瞭な思考困難などの症状を引き起こす。また、慣れ親しんだ環境が奇妙に感じられるようになり、人間関係や社会的交流に影響を及ぼすこともある。統合失調症とともに生きることは困難なことであるが、多くの人が症状をコントロールし、充実した生活を送るために努力している。 統合失調症の治療法は? 抗精神病薬は統合失調症の重い症状を軽減するのに不可欠である。 知りたかったこと 以下の項目に関して、ルラシドンが有効かどうかを確かめたかった。 - ハロペリドールなどの従来の抗精神病薬よりも、統合失調症の症状を軽減する効果があるか。 - 望ましくない作用(有害事象)が少ないか。 - 生活の質(QOL)を改善し、自殺や自然死による死亡のリスクを軽減するか。 実施したこと ルラシドンと従...
9 months 1 week ago
カロリー(エネルギー)表示によって食品およびアルコール飲料の選択と摂取を変えることができるのか 要点 - 現在のエビデンスから、メニューや飲食物製品の上または隣にカロリー(エネルギー)を表示すると、カロリーの低い食品やノンアルコール飲料の選択と購入につながることが示唆されている。摂取(飲食)に関するエビデンスでも同様の効果が示唆されているが、エビデンスの量が少なく、質も低い。 - アルコール飲料にカロリーを表示することによる効果を推定するには、エビデンスが不十分である。 - 食品のカロリー表示は、大規模に実施された場合、公衆衛生に有意な影響をもたらす可能性があるが、飲食やアルコール飲料については、さらに質の高い研究が必要である。 なぜ商品にカロリーを表示するのか 食べ過ぎやアルコール飲料の摂取は、健康を損なう重要な原因である。飲食店のメニューや食料品の包装に、どの程度のエネルギー量(「カロリー」、単位はキロカロリー)が含まれているかを表示することによって、高カロリー食品の購入やその摂取量を減らし、より健康的なものを選ぶことが促される可能性がある。 知りたかったこと ノンアルコール飲料を含む食品やアルコール飲料にカロリーを表示することにより、その製品に対する選択や飲食の傾向が変化するかどうかを検討した。 実施したこと あらゆる年齢層を対象に、飲食物製品のカロリー表示の有無が食料品の...
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11 hours 41 minutes ago
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