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Updated: 1 hour 34 min ago

早期乳癌手術後の女性患者に対するタキサンを含む化学療法

Sun, 12/08/2019 - 07:01
本レビューの目的 このコクランレビューの目的は、早期乳癌の女性患者に対してタキサン系薬剤を標準化学療法に加えることによって生存期間が改善するか、また薬剤を追加することが安全かどうかを明らかにすることであった。この論点への答えを出すために、レビュー著者らがあらゆる 試験 を収集して解析し、29件の 試験 を特定した。 要点 手術可能な早期乳癌を有する女性患者では、タキサン系薬剤を標準化学療法に加えることにより、生存期間が改善され(患者がより長く生存した)、癌の再発の 可能性 が低減した。しかし、タキサン系薬剤の使用が発熱性好中球減少(発熱を伴う白血球数減少)およびニューロパチー(神経への障害

脳卒中を対象とした海洋由来脂肪酸療法

Sun, 12/08/2019 - 06:01
レビューの論点 脳卒中を対象とした海洋由来オメガ-3脂肪酸の、短期(3カ月以下)および長期(3カ月以上)経過観察後の 効果 を評価すること 背景 脳卒中は、脳の血管に起因する疾患群を意味する。脳卒中は、脳血管の出血または閉塞によって生じ、脳細胞機能が失われる。一過性脳虚血発作(Transient ischaemic attack :TIA)は「軽度脳卒中」ともよばれ、脳への血液供給の一時的な中断である。脳卒中は障害を生じる疾患で、通常、長期間の専門 治療 を必要とし、現在、脳卒中患者のための 治療 の選択肢は少ない。脂肪分が多い魚に含まれるオメガ-3脂肪酸(エイコサペンタエン酸

脳卒中後の言語障害に対する脳への直流電流

Fri, 12/06/2019 - 11:01
レビューの論点 脳卒中後の患者における言語障害を改善するための経頭蓋直流電気刺激法(Transcranial direct current stimulation :tDCS)の 効果 を評価すること。 背景 脳卒中は世界的に身体障害の主要な原因の一つである。脳卒中の大多数は、血栓が脳の血管を詰まらせる場合に生じる。血液が脳に適切に供給されないと、脳はすぐに損傷をおこし、永続的な損傷を受ける場合がある。また、脳卒中生存者では、この損傷が言語障害(失語症)の原因となることが多い。脳卒中後の失語症患者は、意思疎通の状況において、言語の理解力または発話力またはその両方に困難を生じる

回腸嚢炎の治療と予防のための療法

Sat, 11/30/2019 - 16:01
回腸嚢炎とは 潰瘍性大腸炎の人の中には、結腸と直腸を切除し、直腸の代わりに回腸嚢(小腸係蹄から作られる)を作製する手術を受ける人もいる。これは回腸嚢肛門吻合術(ileal pouch-anal anastomosis :IPAA)として知られている。 回腸嚢炎は、外科的に作製された嚢の炎症である。活動性嚢炎の症状は、下痢、排便回数の増加、腹部痙攣、便意切迫感、しぶり(絶えず排便の必要があるという感覚)、失禁などがある。急性とは症状の持続が4週間未満を指し、​​慢性は4週間を超えて症状が持続する場合を指す。症状が止まる期間を「寛解」と呼ぶ。 嚢炎に使用される 治療 法 嚢炎に用いられる 治療

デスクワーカーにおける筋骨格性疼痛に対する職場での運動を推進する介入の効果

Sat, 11/30/2019 - 01:01
なぜ仕事中の運動を増やすことが 重要 か? 近年デスクワーカーが増加している。彼らの多くが筋骨格性の疼痛を有している。仕事中の運動は、仕事中の座位時間を減らすことが分かっている。しかし、これらの介入に彼らの筋骨格性疼痛をなくしたり、軽減する 効果 があるかは分かっていない。 本レビューの目的 デスクワーカーにおいて、運動を推進する介入が筋骨格性疼痛の減少に 効果 があるかを検証する。2019年1月までの文献を様々なデータベースを用いて検索した。 レビュー著者はどのような 研究 を抽出したか? いずれも高収入国で実施された10 研究 (筋骨格性症状を有する合計955人を包含)を抽出した

デスクワーカーにおける筋骨格性疼痛に対する職場での運動を推進する介入の効果

Sat, 11/30/2019 - 01:01
なぜ仕事中の運動を増やすことが 重要 か? 近年デスクワーカーが増加している。彼らの多くが筋骨格性の疼痛を有している。仕事中の運動は、仕事中の座位時間を減らすことが分かっている。しかし、これらの介入に彼らの筋骨格性疼痛をなくしたり、軽減する 効果 があるかは分かっていない。 本レビューの目的 デスクワーカーにおいて、運動を推進する介入が筋骨格性疼痛の減少に 効果 があるかを検証する。2019年1月までの文献を様々なデータベースを用いて検索した。 レビュー著者はどのような 研究 を抽出したか? いずれも高収入国で実施された10 研究 (筋骨格性症状を有する合計955人を包含)を抽出した

太りすぎまたは肥満の女性が母乳育児を始め、継続することを支援する介入

Thu, 11/28/2019 - 10:01
論点 母乳育児は母親と子どもの健康にとって 重要 である。現在、赤ちゃんが生後6ヶ月になるまで母乳のみで育てられること(訳注:完全母乳)が推奨されている。人工乳を与えられた乳児は、感染症、喘息、乳児突然死症候群のリスクが高くなる。母乳を与えない母親は、女性特有の癌と2型糖尿病のリスクが上がる。太りすぎや肥満の女性は、他の女性よりも母乳育児を始めづらく、母乳を与える期間がより短くなる傾向がある。理由としては、乳房が大きいなどの身体的要因で母乳を与えるのに適した姿勢がとりにくくなることや、母乳分泌の遅れ(通常は72時間前後で増えてくる(乳汁来潮)と言われている)などがある

統合失調症に対する抗精神病薬の追加治療薬としてのアスピリン

Sun, 11/24/2019 - 01:01
背景 統合失調症は世界中で約2100万人に影響を与える深刻な精神疾患である。統合失調症の症状は典型的には、陽性症状(幻覚、妄想)と陰性症状(引きこもり、社会的交流の困難)および認知機能障害(注意力欠如、ワーキングメモリの低下)に分類される。これらの症状は個人の行動、思考、情動、自我、知覚に歪みを引き起こす。通常、統合失調症の症状を治療するために抗精神病薬が使用される。 近年では、人間の脳の炎症(腫脹)が統合失調症に伴う症状と関連しているといわれている。アスピリンは炎症に対して作用する身近な薬である。したがって、統合失調症の症状を軽減するのに役立つ可能性があると考えられている。このレビューでは

携帯電話で提供されるプログラムで禁煙をサポートすることは可能か?

Thu, 11/21/2019 - 23:01
背景 喫煙は予防可能な主な死亡原因である。禁煙したい人々をサポートするために携帯電話を用いることができる。本レビューでは、我々はテキストメッセージやスマートフォンアプリを用いて禁煙をサポートするプログラムに着目した。 検索日 2018年10月時点で公開もしくは未公開の研究を検索した。 研究の特性 26件のランダム化比較試験(33000人以上の被験者を含む)を含めた。これらの試験は、テキストメッセージを受け取ったもしくは禁煙を支援するスマートフォンアプリを利用した人々と、これらのプログラムを受けなかった人々の禁煙率を比較するものであった。6ヶ月もしくはそれ以上の喫煙を測定した試験を対象とした。

進行性卵巣上皮癌女性患者に、手術前の化学療法を行うことによって生存または生活の質が改善するか

Thu, 11/21/2019 - 06:01
論点 卵巣の表面や卵管の内皮(内側)から生じる上皮性卵巣癌は、世界の女性で7番目に多い癌であり、卵巣癌の中で最も多い(卵巣癌の約90%)。残念ながら卵巣癌女性患者の大半が、腹部全体に癌が拡がる進行期で見つかる。これは、卵巣がんが卵管の末端から生じることが多く、原発腫瘍(訳注:はじめに生じた癌)が顕微鏡レベルであっても癌細胞が腹腔内に脱落しうるためである。これらの細胞は腹水に混じって腹腔内を循環し、他の部位の表面に移植されて時間をかけて成長し、症状を引き起こす。腹部膨満感や消化器障害(最も多いのは便秘である)のような症状は非特異的であり、より一般的な良性疾患に起因しやすい。欧州では

臍帯結紮を遅らせることや、臍帯ミルキングは早期産児の健康を向上するか?

Tue, 11/19/2019 - 15:01
論点 本コクランレビューでは、37週以前に産まれた早期産児への臍帯結紮遅延や臍帯ミルキングが早産児の健康状態にどのように影響しているかを検討した。これらの介入は、早期臍帯結紮と比較した。 重要である理由 37週以前もしくは後期早期産児(特に32週以前に産まれた児)は、正期産で生まれた赤ちゃんよりも、健康状態が良くないことが多い。早期産児は肺、腸、心臓を含む主要な臓器の機能に問題があることがある。死亡したり、脳性麻痺などにより長期にわたる健康障害のリスクが高いこともある。出生後、心臓の収縮を強化し、血圧を上げるために輸血や薬物投与が必要になることがある

遠隔転移のない大腸癌の治療後フォローアップ戦略

Tue, 11/19/2019 - 14:01
論点 高所得国では、約20人にひとりが大腸癌に罹患する。そのうちほとんどの人(約3分の2)が治癒可能である。通常、外科的切除後あるいは術後補助化学療法またはその両方を実施した後のフォローアップ(経過観察)では、医師の診察と種々の検査が行われる。フォローアップにより予後が改善すると広く考えられているが、受診の頻度やどの検査をいつ行うべきであるかについては明確にされていない。 重要である理由 フォローアップには費用がかかり、患者が受診前後に不安になったり、不便だと感じることがある。検査は高額なうえに副作用も起こりうる。もし

多嚢胞性卵巣症候群に対する鍼治療

Fri, 11/08/2019 - 14:30
レビューの論点 多嚢胞性卵巣症候群(polycystic ovarian syndrome:PCOS)の女性の排卵障害に対する鍼治療の有効性と安全性とは。 背景 PCOSは、女性の卵巣(卵子を作る器官)に複数の嚢胞(液体で満たされた嚢)ができ、月経(生理)の頻度が低い、または非常に軽い、受胎(妊娠)の失敗、過度に髪が伸びるなどの特徴がある。女性は症状がある場合とない場合がある。PCOSの女性に対する現在の標準的な西洋医学の治療法は、処方薬、手術、ライフスタイルの改善である。鍼治療はさまざまなホルモン値に影響を与えることによって、排卵(卵子の放出)を刺激する可能性が科学的根拠(エビデンス

慢性B型肝炎に対するRadix Sophorae flavescentisと他の薬剤または生薬の比較

Sat, 11/02/2019 - 05:01
レビューの論点 慢性B型肝炎ウイルス感染者を対象に、Radix Sophorae flavescentisの有益性と有害性について、他の薬剤または生薬と比較し評価する。 背景 慢性B型肝炎ウイルス(Chronic hepatitis B virus :HBV)感染はよくある肝疾患であり、罹患(疾病)率および死亡率は高い。 慢性B型肝炎は精神的なストレスを引き起こし、また患者や家族の負担となる。Radix Sophorae flavescentisは、慢性B型肝炎ウイルス感染者の治療に使用されており、同感染者の苦痛を軽減したりウイルスの複製を防いだりすると考えられている。しかし

小児の急性中耳炎予防のためのプロバイオティクス(健康に寄与する細菌)

Sat, 11/02/2019 - 05:01
レビューの論点 プロバイオティクス(健康に寄与する細菌)の摂取は小児の急性中耳炎を予防するか? 背景 急性中耳炎は、小児では非常に一般的なものである。急性中耳炎は、細菌が喉の上部から耳管を通り中耳に侵入することで発症する。発熱、耳痛などの症状が現れ、また、鼓膜に穿孔が生じて外耳道に膿が排出されることもある。 急性中耳炎に対しては抗生物質がしばしば処方されるものの、症状の抑制には中程度の効果しかない。さらに、抗生物質の過度の使用は抗生物質耐性につながり、中耳炎を始めとする感染症の治療効果を減弱させる。したがって、急性中耳炎を予防することは非常に重要である。

慢性B型肝炎に対するRadix Sophorae flavescentis

Sat, 11/02/2019 - 05:01
レビューの論点 慢性B型肝炎ウイルス感染者を対象に、Radix Sophorae flavescentisの有益性と有害性を、プラセボまたは介入なしと比較し評価する。 背景 慢性B型肝炎ウイルス(Chronic hepatitis B virus :HBV)感染は、罹患率および死亡率が高いよくある肝疾患である。慢性B型肝炎は精神的なストレスを引き起こし、また患者や家族の負担となる。Radix Sophorae flavescentisは、慢性B型肝炎ウイルス感染者の治療に使用されており、同感染者の苦痛を軽減しウイルスの複製を防ぐと考えられている。しかし、有益性と有害性は明らかではない。

腸管手術後24時間以内の栄養摂取が入院期間および術後合併症に与える影響

Tue, 10/29/2019 - 03:01
レビューの論点 手術後早期の栄養投与(経口または経管)が合併症を減らし、退院を早めることに役立つか検討すること。 背景 従来、消化管手術後の患者は腸の機能(腸音、放屁、便通など)が多少回復するまで食べ物を与えられないのが一般的であった。術後早期の栄養投与が合併症(肺炎など)の低減に役立つかについて複数の 試験 で検証されてきたが、結果はさまざまである。以前のレビューで得られたエビデンスはあまり多くなかったため、今回のレビューの更新は 重要 である。早期の栄養投与を患者ケアプログラム[術後回復力強化(ERAS、イーラス)としても知られる]に取り入れ実践することの妥当性は

治療抵抗性統合失調症に対する電気けいれん療法

Mon, 10/28/2019 - 12:01
レビューの論点 電気けいれん療法(ECT)は、それ以前の治療に反応性を示さなかった統合失調症の患者にとって、安全かつ効果的な治療になりうるのか? 背景 ECTは、通常、両側性に頭皮に配置された電極を介して電気刺激を施すことで、けいれん発作を誘発させることが伴う治療法である。ECTはかつて統合失調症患者の治療として広く用いられてきた。しかし、ECTには長期的な有害作用を及ぼす可能性があるという懸念と、抗精神病薬の開発により、その使用は減少している。 方法と結果 ランダム化比較試験(被験者が2つ以上のグループにランダムに振り分けられて行われる研究)の検索が2015年に実施され

脳卒中を対象とした海洋由来脂肪酸療法

Thu, 10/24/2019 - 05:01
レビューの論点 脳卒中を対象とした海洋由来オメガ-3脂肪酸の、短期(3カ月以下)および長期(3カ月以上)経過観察後の効果を評価すること 背景 脳卒中は、脳の血管に起因する疾患群を意味する。脳卒中は、脳血管の出血または閉塞によって生じ、脳細胞機能が失われる。一過性脳虚血発作(Transient ischaemic attack :TIA)は「軽度脳卒中」ともよばれ、脳への血液供給の一時的な中断である。脳卒中は障害を生じる疾患で、通常、長期間の専門治療を必要とし、現在、脳卒中患者のための治療の選択肢は少ない。脂肪分が多い魚に含まれるオメガ-3脂肪酸(エイコサペンタエン酸

肺がん患者のための禁煙介入

Thu, 10/24/2019 - 05:01
背景 肺がんは世界中のがんによる死亡の最もよく見られる原因である。喫煙は、肺がんの最も重要な危険因子である。肺がん患者の大部分は診断時に依然として能動喫煙者であるか、あるいは禁煙後にまた喫煙者に繰り返し逆戻りしている場合が多い。喫煙者にとって、早期死亡および障害のリスクを減らすためには禁煙は最も効果的な方法である。禁煙介入は、薬剤を使用しないアドバイスやカウンセリングなどの心理社会的介入と、ニコチンパッチなどの薬剤を用いる薬理学的介入とに類別することができる。患者の行動を変える行動療法および薬理的治療は、補完的に働く方法であり

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