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Updated: 5 hours 16 min ago

認知行動療法は思春期の性的問題行動を減らすことができるか?

Tue, 08/18/2020 - 14:01
背景 12~17歳の若者の約1000人に1人が、他の子どもたちを巻きこむなどの性的問題行動に関わっている。中には、性犯罪の有罪判決を受ける者もいる。多くの 治療 プログラムには、個々のニーズに合わせた認知行動療法的手法が含まれている。認知行動療法(CBT)は、人々の考え方を変えることで行動を変えることができるという 理論 に基づいている。大人に用いられてきた 治療 法だが、性的問題行動を持つ思春期の若者に 効果 があるかどうかは不明である。 レビューの論点 CBTは無 治療 や他の 治療 に比べて、思春期の性的問題行動を減らすのにより良いのか?CBTが犯罪率や自傷行為などの 有害事象

成人の抑うつに対する行動活性化療法

Tue, 08/18/2020 - 01:01
レビューの論点 今回のコクランレビューでは、行動活性化療法が成人の抑うつにどの程度 効果 があるのかを調べたかった。 (訳者注:行動の活性化 (behavioural activation:BA)は、楽しみや達成感を感じる行動のレパートリーを日常生活の中で増やすことで、意義のある生活の実現を目指す心理療法である。心理療法として、これまでエビデンスが最も高度とされてきた認知行動療法(cognitive behavioural therapy:CBT)に比べて、専門的な知識が要らず、コストも安いというという特徴がある。) なぜこれが 重要 なのか? 抑うつはよくある心の健康の問題であり

小児急性重症喘息発作に対する介入:コクランレビューのオーバービューレビュー

Mon, 08/17/2020 - 11:01
背景 喘息は、肺にある細い空気の通り道が狭くなることで起こる小児期によく見られる病気である。空気の通り道が狭くなるのは、腫脹や炎症、気道の周りの筋肉が締まってしまうことが原因である。急性喘息発作により、息切れ、咳、喘鳴、胸部圧迫感などが起こる。 子どもが喘息発作を起こした場合、炎症や腫脹を抑えるステロイド剤(通常は経口投与)と、気道の筋肉を弛緩させる吸入薬(「気管支拡張薬」と呼ばれる)を投与するのが標準的な 治療 法である。今回のレビューでは、その標準 治療 を「ファーストライン」 治療 と呼ぶ。これらの薬は、最初に投与すべき最良の 治療 薬であることがよく知られている。

喘息に対するスタチンの効果

Wed, 08/12/2020 - 10:01
レビューの論点 喘息患者に対するスタチンの 効果 についてのエビデンスをレビューした。 背景 喘息は一般的な慢性(持続性)気道疾患である。喘息は、肺の炎症と気管支収縮(花粉や冷気などの発病因子に反応して肺の内部に存在する微細な管が締め付けられること)によって引き起こされる。炎症や気管支収縮により、気流の閉塞(狭窄・閉塞)を起こす。喘息の人は、咳の有無にかかわらず、喘鳴、呼吸困難、胸部圧迫感を繰り返して経験する。 スタチンは抗炎症薬である。スタチンの抗炎症作用が喘息を和らげる 効果 があるという説があるので、スタチンのエビデンスをレビューした。私たちは、スタチン療法を使用することが、通常の

アルコールによる血圧に対する二相性効果及び心拍数上昇

Wed, 08/12/2020 - 00:01
レビューの論点 正常な血圧と血圧上昇が見られる成人(18歳以上)の血圧と心拍数に対する、ノンアルコール飲料と比較したアルコール飲料の異なる用量の短期的な 効果 について、利用可能なエビデンスをレビューした。 背景 過剰飲酒は血圧上昇の原因の一つとされている。アルコールの単回投与による24時間以内の血圧や心拍数への影響を定量化することを目的とした。 研究 の特性 このレビューでは、2019年3月までに発表された767人の参加者を含む32件の ランダム 化比較 試験 が含まれている。これらの 試験 は、さまざまな健康状態を持つ18歳から96歳までの成人を組み入れ基準としていたが、 研究参加者

子宮頸がん検診で確認された軽度の細胞診異常の管理

Tue, 08/11/2020 - 09:01
論点 子宮頸がん検診プログラムは、子宮頸部細胞診(塗抹検査)を行うことにより子宮頸がんのリスクを軽減する。これは、将来的に浸潤性の子宮頸がんに発展する 可能性 がある「前がん病変」を発見し、 治療 することを目的としている。通常、重度の前がん病変のみ 治療 が必要となる。一方で、日常的にHPV(ヒトパピローマウイルス)検査を併用できない場合の、軽度の細胞学的変化であるASC-US(意義不明な異型扁平上皮細胞/軽度扁平上皮内病変疑い)やLSIL(軽度扁平上皮内病変/細胞核の軽度異常)が認められた女性の管理方法についての意見は一致していない。 本レビューの目的 本レビューの目的は

糖尿病に対する無栄養性甘味料

Tue, 08/11/2020 - 09:01
レビューの論点 非栄養性甘味料(いわゆるゼロカロリー甘味料)は、糖尿病の人に有益または有害か? 背景 非栄養性甘味料とは、ショ糖やコーンシロップなどのカロリーを含む甘味料と比較して、1グラムあたりの甘さが強く、低カロリーな甘味料のことである。一般の人も糖尿病の人も、糖質やエネルギーの摂取量をコントロールするために、カロリーの高い甘味料の代わりにゼロカロリー甘味料を使用している。人間が消費するために認可された非栄養性甘味料のほとんどは合成物(人工甘味料)である。しかし、天然のゼロカロリー甘味料の種類は増加し、人間が消費するために利用可能になりつつある。非栄養性甘味料で甘味付けされた製品は

早産が予想される女性に対する出生前母体ステロイド投与の最適化戦略

Mon, 08/10/2020 - 15:01
論点 妊娠は、正常であれば37週~40週まで継続する。それよりも早い時期、赤ちゃんが未熟なうちに出生すると、赤ちゃんが呼吸障害を起こしたり、他の合併症に苦しんだりするリスクが高い。また、未熟児が死亡するリスクもあり、特に高度な新生児医療がない施設で生まれた場合、そのリスクは増す。早産の徴候があったり選択的な早産を計画していたりする母親に対して、ステロイドの注射が一般的に行われている。これは、赤ちゃんの肺の成熟を助け、赤ちゃんが生まれてから重度の呼吸障害に陥ることを防ぐための処置である。 重要 である理由 高所得国や高度な医療設備を有する病院においては

プライマリーケアの現場での咽頭痛に対する抗菌薬処方をガイドするための連鎖球菌性咽頭炎の臨床現場即時検査の利用

Mon, 08/10/2020 - 04:01
レビューの論点 プライマリーケアにおける急性咽頭痛患者の抗菌薬使用量を減らすために、臨床現場即時検査は有効か? 背景 喉の痛みは、プライマリーケアを受診する患者の中で一番多く見られる原因の一つである。ウイルスや細菌が原因となる。喉の痛みの症例で最もよく識別される細菌種は、A群溶連菌(連鎖球菌咽喉炎)である。喉の痛みの原因の大半がウイルスによるものであるにもかかわらず、抗菌薬が処方されるのが多い。しかし、その場合の抗菌薬処方は無効的であり、不要である。懸念されるのは、抗菌薬が副作用を引き起こし、薬剤耐性菌を助長して難治性の感染症を引き起こす 可能性 があることである。しかし

過多月経に対する子宮内黄体ホルモン放出システムの使用

Sat, 08/08/2020 - 04:01
レビューの論点 多量の月経時出血(過多月経)の 治療 としてのレボノルゲストレル放出型子宮内システム(LNG-IUS)の有効性、 受容性 および安全性を評価した。 背景 月経時の出血が重く、多いこと(過多月経)は、生殖年齢(初潮から閉経までの期間)の女性が頻繁に遭遇する問題である。月経時の出血が多いと感じる女性は、生活の質(QOL)が低下し、医療機関をより受診する傾向がある。出血量の多い女性のため、 効果 の異なる、さまざまな 治療 法が利用可能である。これらの 治療 法には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、抗線溶薬、経口避妊薬およびプロゲステロン(黄体ホルモン)製剤などの経口錠剤や

パンデミック時に利用可能な月経の出血量が多い人への介入:コクランオーバービューレビュー

Wed, 08/05/2020 - 03:01
レビューの論点 パンデミック時に利用可能な過多月経(月経の出血量が多い)に対する 治療 法の 効果 と安全性とは? 背景 過多月経は、婦人科系ではよく見られる症状である。パンデミック時に継続できる 治療 法としては、以下のようなものがある。 1.非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、例えばメフェナム酸やナプロキセン:これらはプロスタグランジンのレベルを下げることによって、子宮内膜からの出血を減らす。NSAIDsは錠剤として服用することができる。 2.抗線溶薬、例えばトラネキサム酸:これらは、子宮内膜の血栓溶解酵素を阻害することで出血を抑える働きをする

職場外介入により座位行動を減少させる試み

Sun, 08/02/2020 - 11:01
背景 成人は職場以外ではほとんどの時間を座ったり横になったりして過ごす。例えば座ってテレビを見たり、コンピューターを使ったりするほか、車で通勤・帰宅するときも座っている。覚醒状態で座ったり横になったりして行うものを座位行動と呼び、こうした行動が長くなるといろいろな病気になったり、早死したりするリスクが増えると以前から言われている。その一方、職場外での座位行動を減らそうとする介入に 効果 があるのかはまだ分かっていない。こうした介入が本当に座位行動を減らすのか、エビデンスを本レビューで探った。 主な結果 レビューにあたって2020年4月14日までの 研究 を調べたところ

脳卒中片麻痺患者の腕の動きと実用性を改善するためのイメージ・トレーニング

Thu, 07/30/2020 - 10:01
検証した問題 イメージ・トレーニングは脳卒中の後遺症をかかえながら生活する人たちの上肢のリハビリテーションのアウトカムを改善するだろうか? 背景 イメージ・トレーニングとは、ある行動や課題を実際に身体を動かすのではなく、自分の頭の中にその行動や課題を思い浮かべながらイメージ練習を繰り返し行う一連の過程である。イメージ・トレーニングの目標は、それらの行動や課題を行う能力を改善することである。イメージ・トレーニングはリハビリテーションを受ける脳卒中患者の、一般的に身体を動かして行う練習を補うものとして、その 可能性 が提起されてきている。 検索期間 2019年9月に10件の電子的データベースと

成人の慢性疼痛治療のためのビタミンD

Mon, 07/27/2020 - 17:01
慢性疼痛は、3カ月以上持続する中等度から高度の疼痛である。慢性疼痛の原因は多岐にわたるが、関節炎や筋肉痛など筋骨格系の症状が最も多い。慢性疼痛は通常若齢者よりも高齢者に多い。慢性疼痛は身体の自由を奪い、生活の質を著しく低下させる。 ビタミンDは身体においてさまざまな役割を果たす。ビタミンDは日光との反応を介して皮膚で合成され、食物からも摂取される。ビタミンD欠乏は慢性疼痛など多数の病的状態と関与している。さらに、疼痛の種類は頭痛、腹痛、膝痛、背部痛などさまざまで、季節や地域によって変動するが、これらの疼痛との 関連 がビタミンDの役割を間接的に支持している。ビタミンD低値と慢性疼痛に 関連

ペストの迅速診断検査

Mon, 07/27/2020 - 13:01
なぜペストの 診断 の改善は 重要 なのか? ペストは高い死亡率を有する重篤な感染症である。肺ペストは主に肺に影響を与えるが、腺ペストは痛みを伴う腫れが見られる。ペストを早期に 診断 しないと、病気の悪化や死亡につながる 診断 や 治療 の遅れ、および感染の広がりが大きくなる 可能性 がある。迅速 診断検査 (RDT)は、特に資源が少ない環境において、ペストの迅速な 診断 に役立つ 可能性 がある。これは患者のケアの質を向上させ、感染が広がらないための適切な対応を可能にする。 このレビューの目的は何か? ペストが疑われる人のペスト感染を検出するための、F1RDTの 精度 を評価すること。

外来治療を受ける子宮頸部の前癌病変(子宮頸部上皮内腫瘍(CIN))の女性に対する疼痛緩和

Mon, 07/27/2020 - 12:01
論点 CINの 治療 は子宮頸部(子宮の下部)の前癌細胞を取り除くためにコルポスコピー外来で行われることがある。 治療 には電気で加熱したワイヤー(ジアテルミー法)やレーザーを使って子宮頸部から病変を除去したり、凍結法で異常な細胞を破壊したりする方法がある。これは痛みを伴う 可能性 がある。 レビューの目的 このレビューの目的はコルポスコピー 治療 において鎮痛の方法があるとすれば、どの方法を使うべきかを知ることである。 得られたエビデンス 2016年3月までの19件の臨床 試験 を同定した。これらはコルポスコピーの実施前、実施中、実施後に行われた種々の鎮痛について報告していた

救急における急性髄膜炎の検査としてのジョルトサイン(Jolt accentuation)

Mon, 07/27/2020 - 08:01
急性髄膜炎の 診断 における身体診察の 重要 性とは 髄膜炎とは、髄膜とよばれる脳や脊髄を守る組織の炎症である。急性髄膜炎、特に細菌性髄膜炎や結核性髄膜炎は命にかかわる 可能性 があり、迅速な 診断 と早期 治療 が必要とされる。 診断 には通常、腰椎穿刺によって採取した脳脊髄液の分析が必要である。腰椎穿刺では腰椎の骨の間から針を挿入する。腰椎穿刺は侵襲的な検査であり、ときに頭痛の原因となりうる。 身体診察によって急性髄膜炎の 可能性 を正確に除外できれば、腰椎穿刺を受けずともよくなるであろう。しかし、首を前方に曲げられない(項部硬直)などの

うつ病の治療に使われる薬は禁煙に有効か?

Fri, 07/24/2020 - 12:01
背景とレビューの論点 うつ病 治療 に際して使われる薬(抗うつ薬)やサプリメントの中には、禁煙に 効果 があるか検討されたものもある。ブプロピオン(ザイバンと呼ばれることもある)とノルトリプチリンという2つの 治療 薬が、禁煙支援のために処方されることがある。このレビューでは、抗うつ薬を使うことで実際に禁煙に 効果 があるのか(6ヶ月以上)、また、その安全性について検証する。 研究 の特性 このレビューには、異なる抗うつ薬を禁煙に使用した場合にどれだけ有用で安全かを検討した115の 研究 が採用された。ほとんどの 研究 は成人を対象に行われていた。安全性に関してはどのような観察期間の 研究

妊娠中や出産後に行う骨盤底筋トレーニングは、失禁の予防や治療にどのくらい効果があるのでしょうか?

Fri, 07/24/2020 - 10:47
レビューの論点 妊娠中または出産後に骨盤底筋トレーニング(PFMT)を行うことで失禁が減少するかどうかを評価すること。 背景 妊娠した女性の3分の1以上が妊娠中期~後期(欧米:妊娠13~40週、日本:妊娠16~40週)に意図しない(不随意の)尿失禁を経験し、約3分の1の産後の女性が出産後3ヶ月間に尿もれを経験している。約4分の1が妊娠後期に不随意なおならや便もれ(肛門失禁)を起こしており、5分の1が産後1年でもおならや便もれををきたしている。妊娠後の失禁を管理することは、本人にとって 重要 なだけでなく、個人や医療制度にとってもかなりのコストがかかる 可能性 がある。 PFMTは

高齢者の血圧の薬をやめてみる

Wed, 07/22/2020 - 12:01
目的 このレビューは高齢者における血圧の薬を中止することができるかどうかを調べることを目的とした。また、血圧の薬を中止したときの影響についても調べたかった。 血圧が高い(高血圧症)、あるいは心疾患の予防(一次予防)のために血圧の薬を服用している50歳以上の成人を対象とした。過去に心臓発作や脳卒中などの心疾患の既往のある人を対象とした 研究 (二次予防)は除外した。 血圧の薬を飲み続けた場合と、血圧の薬の量を減らしたりやめた場合を比較した。 背景 高血圧症ともいわれる血圧の高い状態は、心臓発作、腎不全や脳卒中など多くの病気の危険因子となる。高血圧は、たいてい何の症状もないが

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