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Updated: 1 hour 41 min ago

どのアドボカシーが虐待を受けた女性を救済しうるのか、そしてどのような状況下でどのような女性に対して恩恵があり得るのかに関するレビュー

Tue, 10/22/2019 - 15:01
背景 パートナーによる虐待(家庭内暴力)は世界中で見られるものである。この虐待には、強制的な束縛、また身体的、性的、経済的、感情的あるいは経済的虐待が含まれる。特定の訓練を受けた人々(アドボケイトと呼ぶ)は、虐待を受けた女性を積極的に支援し、安全な計画を作成し、虐待を減らすための対策を講じ、虐待を受けた女性が地域資源を利用できるようにする。このことをアドボカシーと呼ぶ。アドボカシーは多くの形態を取りうる。 レビューの論点 どのアドボカシー介入が、虐待を受けた女性をどのような状況下で救済することができ、そしてどのような女性が恩恵を受けうるのかを理解しようと試みた

脳卒中後の言語障害に対する脳への直流電流

Tue, 10/22/2019 - 11:01
レビューの論点 脳卒中後の患者における言語障害を改善するための経頭蓋直流電気刺激法(Transcranial direct current stimulation :tDCS)の効果を評価すること。 背景 脳卒中は世界的に身体障害の主要な原因の一つである。脳卒中の大多数は、血栓が脳の血管を詰まらせる場合に生じる。血液が脳に適切に供給されないと、脳はすぐに損傷をおこし、永続的な損傷を受ける場合がある。また、脳卒中生存者では、この損傷が言語障害(失語症)の原因となることが多い。脳卒中後の失語症患者は、意思疎通の状況において、言語の理解力または発話力またはその両方に困難を生じる

心血管系疾患予防のための地中海様式の食事

Tue, 10/22/2019 - 11:01
食事が心血管系疾患リスクの大きな要因の一つであることは十分に確立されている。1960年代からの継続観察により、ギリシャやイタリアなど地中海地方の人々は、欧州北部や米国の人々と比較し心血管系疾患による死亡率が低く、おそらく食習慣が異なることが原因であると考えられることから、伝統的な地中海様式の食事に関心が寄せられている。 本レビューでは、健康成人または心血管系疾患リスクが高い人を対象に、心血管系疾患の発症および心血管系疾患に関連するリスク因子を減少させる目的で、地中海様式の食生活を取り入れるよう食事に関するアドバイスを行うことの効果を評価した。

妊娠中の女性に対するビタミンD補充

Tue, 10/22/2019 - 10:01
論点 ビタミンD補充が、カルシウムやその他のビタミンおよびミネラルとの併用の有無を問わず、母子にとって有益または有害であるかどうかは不明である。 重要である理由 ビタミンDは、ヒトの健康、特に、骨、筋肉、神経および全般的な細胞機能にとって不可欠である。妊娠中の女性において、血中ビタミンD濃度が低くなると、妊娠合併症の原因となる。妊娠中のビタミンD追加補充は、妊娠合併症を予防する上で必要となる場合がある。 このレビューからわかったこと これは、2012年に初めて発表され、その後2016年に更新されたレビューの最新版である。 本レビューでは

嚢胞性線維症成人患者および小児患者における肺機能および生活の質(quality of life:QOL)に対する歌唱の効果

Tue, 10/22/2019 - 10:01
レビューの論点 嚢胞性線維症小児患者および成人患者に対する追加治療として歌唱を用いる効果の科学的根拠(エビデンス)をレビューした。 背景 嚢胞性線維症患者には、気道粘膜が異常に厚いために肺感染症のリスクがある。したがって、気道浄化はこの疾患の管理に重要な一環である。増加しつつある事例報告により、嚢胞性線維症患者において歌唱は肺機能を助け、QOLを高めると示唆されている。Cochrane Cystic Fibrosis and Genetic Disorders Groupの標準的検索法を用いて試験を検索し、その他の関連性のあるデータベースや出版物を幅広く検索した。

月経がある女性における貧血とその関連障害を予防するための週1、2または3回の鉄補充

Tue, 10/22/2019 - 10:01
論点 世界で出産可能年齢で妊娠中ではない女性の約1/3が貧血である。つまり赤血球や各赤血球細胞中のヘモグロビン(酸素と結合し、酸素を全身に運ぶ赤色の物質)が通常よりも少ない。貧血の原因は複数あるが、持続する鉄欠乏が原因である場合が非常に多い。3カ月間毎日の鉄補充(葉酸や他のビタミン、ミネラルとの併用の場合もある)が従来から、女性の貧血予防や治療の標準的方法である。 しかし、吐き気や便秘などの副作用がしばしば伴う。 有効でより安全な毎日補充に代わる方法として、間欠的補充(週1、2または3回の連続していない日に栄養補助食品を摂取)が提案されている。 重要である理由 貧血であると

大麻依存の治療のための薬物

Tue, 10/22/2019 - 10:01
背景 大麻の使用は比較的よくみられ、世界中に広まっている。世界のほとんどの地域で、大麻使用者による治療への需要が増加している。いくつかの国では、大麻使用を犯罪とみなさない、または合法化する動きがあるため、この傾向は今後も続く可能性が高い。現在、大麻使用の治療に対する特定の薬物は存在しない。本レビューでは、大麻依存の治療に対する薬物の有効性および安全性を評価した。 検索期間 2018年3月に科学的論文を検索した。 試験の特性 有効薬物を投与した参加者909例とプラセボ(偽薬)を投与した参加者846例を対象とした、ランダム化比較試験(複数の治療群の1つに参加者をランダムに割り付ける臨床試験

ケア・パッケージの一環としてのヨガと非標準ケアの比較

Tue, 10/22/2019 - 09:01
レビューの論点 統合失調症患者に対して、ヨガを大きいケア・パッケージの一環として行った場合、非標準ケアと比較して有効か? 背景 ヨガは精神と身体のバランスを良好に保つため、身体的姿勢や呼吸運動を行う。ストレスの軽減、健康増進や幸福感を目的としたリラクゼーションと運動の方法として、現在広く導入されている。統合失調症は、実在しないものの声が聞こえる幻聴、乏しい感情的反応、社会的な引きこもりなどの症状がある重篤な精神疾患である。多くの場合、人生の長期間にわたって患者に影響し、主に抗精神病薬で治療される。しかし、これらの薬は必ずしも十分な効果が得られるとは限らず

乳児疝痛予防を目的としたプロバイオティクス

Tue, 10/22/2019 - 09:01
本レビューの目的 本レビューの目的は、健常な乳児にプロバイオティクスを投与して乳児疝痛を予防できるかどうか、それが安全かどうかを調べることであった。 要点 プロバイオティクスが乳児疝痛の発生に与える作用はほとんどまたは全くないが、乳児の啼泣時間を短縮する可能性があり、安全性の懸念はなかった。しかし、疝痛の発症を低減できるかどうかについては、さらなる研究が必要である。 本レビューの成果 乳児疝痛は、世界中の多くの乳児およびその家族に影響を与える。乳児疝痛は、1日3時間以上が1週間に3日以上、少なくとも3週間以上継続する激しい啼泣のエピソードを特徴とする疾患である。 プロロバイオティクスは

腎機能が低下した成人および小児に対する鉄治療

Tue, 10/22/2019 - 09:01
論点 貧血(血液中の赤血球数の減少)は、腎障害患者に生じることが多く、特に透析治療を必要とする患者に多い。貧血は、疲労感、運動耐性の低下、心拡大を生じる場合がある。貧血の一般的な原因は、エリスロポエチンというホルモンの産生量の減少である。鉄欠乏は貧血を増悪させ、エリスロポエチン産生を刺激する薬物への反応を低下させる可能性がある。鉄は経口または静脈内注射(静注)によって投与する。静注(Intravenous:IV)鉄は病院で監督下のもとに行われる。鉄の投与経路については、経口よりも静脈内注射の方が適しているかどうかは不明である。 実施したこと

早産を予防するための超音波による子宮頸管評価

Tue, 10/15/2019 - 15:01
超音波で測定した子宮頸管の長さを知ることが、早産予防に有効であるか、知らない場合と比較して評価した。 論点 子宮頸管は子宮の下部で腟とつながっている部分である。妊娠していない女性では、通常3cm以上の長さがある。妊娠中、子宮頸管が短いことは自然早産のリスクに関連する。子宮頸管の長さ(子宮頸管長)が短いほどリスクは大きい。したがって、超音波で子宮頸管長を測定することが自然早産を予防するのに役立つかもしれない。子宮頸管長は腟(経腟的)、腹部(経腹的)または会陰(経会陰的)を通して行われる超音波検査により測定される。自然早産の原因で最も多いのは、切迫早産または早産期の前期破水である

軽度から中等度の認知症をもつ人々のための認知トレーニング

Tue, 10/15/2019 - 15:01
背景 アルツハイマー病やその他の疾患による認知症は、障害の主な原因であり、大きな健康的社会的問題となっている。現在、世界で4,000万人以上が認知症を持ちながら生活しており、その数は2050年までには1億1,500万人以上に増加すると予測されている。認知症の負担を軽減するための、効果的な治療法が急務となっている。認知トレーニング(CT)は、記憶、注意、問題解決といった特定の認知機能に対する課題について、指導付きで練習することに焦点を当てた、非薬物的な治療法である。CTが軽度から中等度の認知症をもつ人々の、思考、ウェルビーイング、全般的機能の維持・改善に役立つかどうかは明らかになっていない。

病気と死亡を低下させるための総合健診

Tue, 10/15/2019 - 15:01
本レビューの目的 このコクランレビューの目的は総合健診が病気や死亡を減少させるのかどうかを検証することである。このレビューは以前のコクランレビューをアップデートしたものである。 主な結果 体系的な健康診断の実施は有益である可能性は低く、不必要な検査や治療につながる可能性がある。 このレビューで検討されたこと 総合健診は、病識を持たない人に対する複数の検査を含む。総合検診の目的は病気の早期発見であり、病気の進行を防いだり、健康に関して安心を提供することである。健康診断は一部の国ではヘルスケアの一般的な要素である。個々の疾患のスクリーニングプログラムによって、検査によるメリットが予想よりも小さく

虚血性脳卒中に対する幹細胞移植

Fri, 10/04/2019 - 07:01
レビューの論点 虚血性脳卒中後の回復の改善において、幹細胞移植は従来の治療と比べてより安全でより効果的なのだろうか。 背景 脳卒中は世界中で死や障害の主要な原因となっていて、非常に多くの医療コストや社会コストがかかっている。経静脈的栓溶解療法(薬物を用いた、血管内で形成された血栓の溶解)や血管内機械的血栓除去術(血栓の外科的除去)のような血管再開通を目的とした治療は、脳卒中が発症してから数時間以内の限られた患者に対してのみ適応となる。幹細胞移植(障害された神経組織の救護もしくは置換し得る細胞を注射する)は予備的研究において虚血性脳卒中の治療として安全かつ有効である可能性が示された

長期または生命を脅かす身体疾患を有する小児および青年患者の両親に対する心理療法

Mon, 09/30/2019 - 15:01
要点 がんや慢性的な痛み、糖尿病、外傷性の脳損傷がある子どもをもつ両親の子育て行動や、がんや慢性的な痛みがある子どもをもつ両親のこころの健康は、心理療法により改善する可能性があることが明らかとなった。認知行動療法と問題解決療法は有望な治療法である。データが限られていたため、子どもに他の疾患がある場合に両親に心理療法が役立つか、またはこれとは別の種類の治療法が役立つかについての疑問に答えるには至らなかった。本レビューの知見は、試験全体で使用された尺度の違いによる影響を受けた可能性もある。このレビューの結果は、新たな試験により変更となる可能性もあるため、本件で得られた知見には慎重な解釈を要する。

慢性腎臓病患者へのeヘルスによる介入

Mon, 09/30/2019 - 11:01
論点 慢性腎臓病(Chronic kidney disease:CKD)とは、腎機能が一定期間低下している状態の事を言う。CKD患者が健康でいるためには、手間のかかる食事内容や生活行動、投薬指示に従う必要があり、専門的な医療サービスを必要とする事もしばしば起こる。 CKDが進行すると、透析や腎臓移植による治療を必要とする人もいる。患者がこのような生活管理を自分でできるようになれば、生活の質や寿命が向上し、医療費が削減される。Electronicヘルス(eヘルス)による介入は、患者の自己管理能力を向上させ、医療サービスによるケアをも改善する可能性がある。ここではeヘルスによる介入とは、

健常就労者における筋骨格系症状および障害予防のための休憩スケジュール

Thu, 09/26/2019 - 08:01
イギリス、ドイツ、オランダでは、2017年と2018年の仕事での病気休暇において、全日数の21~28%を労働関連の筋骨格系障害に苦しむ就労者が占めると見込まれている。これらの数字は、労働関連の筋骨格系障害が社会と雇用者にとって大きな問題であることを示している。例えば、職場や所属組織に変化を加えるといった介入が、この問題を解消するかもしれない。人間工学の原理(職場での生産性と快適性を高めるため の 作業設計)、情報やカウンセリングのトレーニング、作業場の調整、休憩スケジュール調整、そしてジョブローテーションなど、多くの介入が調査されてきた。今回のレビューは

口腔癌と口腔咽頭癌に対する外科治療

Thu, 09/19/2019 - 07:01
レビューの論点 口腔癌(口のがん)と口腔咽頭癌(喉のがん)の人々にとって、外科治療が長期間生存(全生存)、症状なしの長期間生存(無病生存)、癌の再発や転移を経験しない結果をもたらす可能性が最も高いことを調べるために、外科治療の臨床試験を評価した。また、さまざまな治療法が病気の症状、生活の質、入院期間、合併症、副作用、コストにどのように影響するかも調べる必要があった。 背景 口腔癌は世界中でもっともよくみられる癌の1つで、2012年には40万人以上の新しい病気が診断されている。これらの癌の治療は、手術、抗癌剤治療、放射線療法、またはこれらの2つ、あるいは3つすべての治療の組み合わせで行われる

非小細胞肺癌患者に対する肺手術後の運動トレーニング

Sun, 09/15/2019 - 06:01
レビューの論点 非小細胞肺癌の肺手術後の運動トレーニングが、健康レベル、有害事象、生活の質(QOL)、手足の筋力や呼吸筋力、息切れ、倦怠感、不安やうつ、肺機能に及ぼす効果についてのエビデンスを更新した。 背景 非小細胞肺癌の肺手術後、患者の健康レベルやQOLは低下する。慢性肺疾患の患者や前立腺癌および乳癌の患者では、術後のこのような結果(アウトカム)が運動トレーニングによって向上することが知られている。本レビューの2013年版では、非小細胞肺癌の肺手術後、患者の健康レベル(6分間歩行テストで歩いた距離)が運動トレーニングにより向上することを証明した。ただし、対象となる試験数が少なく

進行前立腺癌に対する即時ホルモン療法と遅延ホルモン療法の比較

Sun, 09/15/2019 - 06:01
レビューの論点 進行前立腺癌患者には、男性ホルモン値を下げるホルモン療法が行われる。この治療で癌が治ることはないが、癌の増殖を妨げることによって、患者の延命につなげることができる。しかし、ホルモン療法の開始は早い時期と遅い時期のどちらがよいのか、X線撮影や検査結果で癌の増殖が確認された時なのか、それとも前立腺癌による症状が現れた時なのかは明らかではない。治療開始時期が早い場合と遅い場合を比較するために本レビューを行なった。 背景 前立腺癌は、癌が前立腺内にとどまっていれば治すことができる。このような患者は、放射線治療あるいは前立腺を切除する手術を受けることができる

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