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Updated: 1 hour 15 min ago

集中治療室(ICU)での治療を受けている患者を除く、せん妄状態にある成人を治療に用いるベンゾジアゼピンの使用(ICU)

Fri, 03/27/2020 - 15:01
背景 せん妄は、多くの疾患で起こる重篤な合併症であり、幼児および高齢者に最も一般的に起こる。通常、患者の行動や精神状態に突発的変化として現れる。せん妄の別名称は「急性混乱状態」である。 せん妄の患者は、自分自身がどこにいるのか、今が何時なのか、何が起こっているのか分からないかもしれない。生き生きとした幻覚のような恐ろしい経験をしているかもしれない。彼らは落ち着きがないか、無気力で活気がない状態になる 可能性 がある。せん妄は、患者とケアをしている人双方に大変な苦痛を与えることがある。 研究 結果は、一般病棟に入院している患者の約3分の1がせん妄を発症することを示している。せん妄は

重い精神疾患と物質使用障害の両方を抱える人のための心理社会的介入

Thu, 03/26/2020 - 12:01
本レビューの目的 このコクランレビューの目的は、重い精神疾患を抱える人の 薬物 乱用を減らすための心理社会的介入が、標準ケアと比べて患者への介入の結果を改善するかどうかを明らかにすることにある。この問いに答えるため、コクランの 研究 者らは、重い精神疾患と物質使用障害をもつ患者を、心理社会的 治療 または標準ケアに無作為に割り当てた 関連 研究 41件を探し出し、データを収集して分析した。 要点 レビューの対象とした41件の 研究 からは、標準ケアよりも心理社会的介入を支持する質の高いエビデンスは見つからなかった。しかし、 研究 デザインに 差 があったため、 研究 間の比較は困難であった。

パーキンソン病における認知症と軽度認知機能障害に対する認知トレーニング介入

Wed, 03/25/2020 - 12:01
レビューの論点 私たちは、認知トレーニングの介入がパーキンソン病による認知症や軽度認知機能障害を持つ人々の認知 (思考) を改善するのに有効であるかどうかを検証した。 背景 パーキンソン病(PD)の約60%から80%が認知機能障害を発症し、思考や推論、記憶、言語、知覚に困難さを抱えている 可能性 がある。これらの困難さが、日常生活動作を行う能力に影響を与えるほど深刻である場合、認知症を伴うパーキンソン病(PDD)を有すると言われている。認知機能に問題を抱えているが、日常生活動作が有意に影響を受けていない場合、軽度認知機能障害を伴うパーキンソン病(PD-MCI)と言われている

多嚢胞性卵巣症候群と不妊症の診断を受けた女性に対する、排卵誘発のためのメトフォルミン

Tue, 03/24/2020 - 12:01
レビューの論点 多嚢胞性卵巣症候群 (PCOS) を有する女性の排卵を誘発する目的において、メトフォルミンの有効性と安全性を他の排卵誘発剤と比較したエビデンスについてレビューした。出生率、副作用としての消化器症状、他の生殖に関するアウトカムについて検討した。 背景 PCOSである女性は、しばしば排卵 (卵巣が卵子を放出すること) しないため、無月経だったり月経回数が少なかったりして、不妊症を引きおこすことがある。また、肥満や糖尿病などの問題が起こることもある。体がエネルギー源として糖分を使用できるようにするホルモンであるインスリンの濃度が高いと、PCOSの原因になるかもしれない。一般的に

成人末期患者のせん妄に対する薬物治療

Wed, 03/18/2020 - 10:01
背景 せん妄は疾患の末期にある患者によくみられる。せん妄を発症している患者には、混乱、集中力の欠如、睡眠と覚醒のパターンの乱れ、幻覚が現れる場合がある。せん妄は突然発症し、患者本人やその家族両方に苦痛をもたらす 可能性 がある。せん妄は、その患者が罹患している基礎疾患、薬の副作用、またはその他の症状が原因で起こりうる。せん妄が起こる理由は不明な場合が多く、その多面性により管理が困難である。根本原因を特定できないときには、症状を管理するために 薬物 治療 を行う場合がある。 試験 の特性 本レビューの目的は、成人末期疾患患者にみられるせん妄 治療 での 薬物

新生児集中治療室における早産児または超低出生体重児への音低減対策

Wed, 03/18/2020 - 02:01
背景 新生児集中 治療 室(NICU)にいる乳児は、強い音からもストレスを受けている。NICUの音環境は、概して家庭やオフィスの環境よりも大きく、短くて不規則な間隔で生じる騒音が含まれている。何かを知らせる音(訳者注:アラーム音を含めて)が競合していて、早産児やスタッフ、両親を頻繁に刺激している。NICUにおける音のレベルは7~120 dBの範囲で、多くの場合、米国小児科学会が推奨する45 dBの最大許容レベルを超えている。早産児の聴覚障害は、通常の子どもが0.1%であるのに対して、2~10%である。騒音は、無呼吸や低酸素血症、酸素飽和度の変化

原因不明の不妊症に対する人工授精

Wed, 03/11/2020 - 06:01
レビューの論点 人工授精(排卵誘発剤の併用あり/なし)による 治療 は、排卵誘発剤と併用または単独で行われた、タイミング療法や待機療法(診察せずに経過をみるだけ)と比較して、原因不明の不妊症カップルの出生率を改善するか。また、排卵誘発剤を併用した人工授精は、併用しない人工授精と比べて出生率を改善するか。 背景 人工授精は、原因不明の不妊症カップルによく用いられる 治療 法である。人工授精を行う月経周期では、男性のパートナーの精子を調整し、排卵する時期に子宮に直接注入する。人工授精を行う周期では、排卵する卵の数を増やすために排卵を促す薬(排卵誘発剤)を使うことがある。.しかしながら、これらの

院内感染予防のための重症患者のクロルヘキシジンによる入浴

Mon, 03/09/2020 - 12:01
本レビューの目的 本レビューの目的は、入院中の重症患者が感染症を発症するのを防ぐために、消毒薬のクロルヘキシジンで入浴すべきかどうかを明らかにすることであった。 コクランの 研究 者は、この質問に答えるためにすべての 関連 試験 を収集、分析し、 関連 する8件の ランダム 化比較 試験 を特定した。 ランダム化試験 とは、異なる 治療 を受けるために、患者が ランダム に選択される医学 研究 のことである。 この 研究 デザインは、 治療 が望ましいまたは望ましくない健康上のアウトカムと関係があるかどうかに関する最も信頼できるエビデンスを提供する。 要点 このレビューでは、集中 治療 室

慢性喘息に対する吸入ステロイド薬とホルモテロール定期投与における重篤な有害事象

Thu, 03/05/2020 - 07:01
レビューの論点 成人と小児の喘息患者に使用する吸入ステロイド薬(ICS)にホルモテロールを定期的に併用することは安全なのか。 背景 喘息は肺の病気のひとつであり、喘鳴(ゼェー、ヒューという高音の連続音)、息切れ、胸が苦しいなどの症状がある。喘息の主な二つの特徴が、その原因でもある炎症と気管支収縮(肺の小さな管のまわりにある筋肉がこわばること)である。炎症はステロイドの吸入薬を毎日使うことによって 治療 できる。気管支収縮はβ(ベータ) 2 刺激薬を使って筋肉を弛緩させることによって 治療 でき、それによって気管が広がり呼吸が楽になる。β 2 刺激薬の使用目的には、胸苦しさの症状を緩和するため

進行非小細胞肺癌患者に対する治療としてシスプラチンベースの化学療法とカルボプラチンベースの化学療法の比較

Thu, 03/05/2020 - 01:01
レビューの論点 進行非小細胞肺癌患者の 治療 にカルボプラチンはシスプラチンよりも有効で毒性が低いか。 背景 肺癌はがんによる死亡原因の第1位であり、肺癌がみつかった患者の半数以上は、 診断 時すでに完治できない状態である。非小細胞肺癌は肺癌のうち最もよくみられる型であり、全肺癌患者の約85%を占める。近年、標的療法や免疫療法の開発が進んでいるが、白金製剤を使用する(プラチナベースの)化学療法は延命 効果 が十分に確立されていることから、進行非小細胞肺癌に対する 治療 として今もなお有用であり、使用可能である。シスプラチンまたはカルボプラチンと他の薬剤を同時に使用(多剤併用)する 治療

分娩誘発のための卵膜剥離

Wed, 03/04/2020 - 01:01
論点 このコクランレビューの目的は、卵膜剥離が満期或いは満期直前に分娩を誘発する方法として安全かつ 効果 的であるかどうか、そしてそれが分娩誘発の正式な方法よりも 効果 的であるかどうかを調べることである。 重要 である理由 一般的に、分娩誘発は、妊娠の継続が母親または赤ちゃんにとって誘発の悪影響よりも恐らく有害であろうと考えられる場合に提案される。分娩誘発をする理由で最も頻度が高いものは、過期妊娠(42週を超える妊娠)である。 卵膜剥離は、比較的単純で低コストで実施できる方法で、正式な分娩誘発の使用を減らす目的で行われ、処置に際して入院管理を必要としない。これは、臨床医が子宮の下部

鎌状赤血球症の治療におけるマグネシウム

Mon, 03/02/2020 - 01:01
レビューの論点 種々の鎌状赤血球症患者における、疼痛発作(骨、関節、肺、肝臓、脾臓、腎臓、眼あるいは中枢神経系への血流の遮断により激しい痛みを伴う鎌状赤血球クリーゼ)の頻度、入院期間、およびQOLについて、マグネシウムの静脈内および経口投与の 効果 に関するエビデンスを再検討した。 背景 鎌状赤血球症は比較的よく見られる遺伝性血液疾患である。その症状には、急激に起こる疼痛発作があり、それは入院率の増加につながる 可能性 がある。 可能性 のある原因は、変形した鎌状赤血球が血管をつまらせ、血管閉塞発作を引き起こすことである。鎌状赤血球症の患者では血管機能が損なわれている

妊婦に対するビタミンD補給のレジメン

Sun, 03/01/2020 - 11:01
論点 本レビューでは、妊娠と新生児の健康アウトカムに及ぼす現在のビタミンD推奨摂取量(200IU/日~600IU/日)以上のビタミンD補給の有益な 効果 があるかどうかを評価し、現在の摂取量の上限勧告(4000IU/日)以上の摂取時に、健康への悪影響があるかどうかを評価した。 重要 である理由 妊娠中のビタミンD補給は、補給しない場合と比較して、妊娠高血圧腎症、妊娠糖尿病、低出生体重児の発生を低下させ、重度の分娩後出血の発生を低下させる。しかし、これらの健康上の有益性を観察するために現在推奨されている摂取量よりも多い量が必要か、上限を超えて摂取することが 有害事象 に 関連

保育サービスにおける健康的な食事、身体活動、および肥満防止政策の実施を改善する

Sun, 03/01/2020 - 01:01
レビューの論点 このレビューでは子供の健康的な食事、身体活動および、または肥満予防を促進する保育サービスにおける、政策、実践またはプログラムの実施(または正しく行うこと)を改善するための戦略の 効果 を調べることを目的とした。実施の支援を提供する 費用 または 費用対効果 、支援戦略が有害な事柄と 関連 するかどうか、および子供の栄養、身体活動または体重に影響があるかどうかを検討したいと考えた。また、実施する戦略がどの程度受け入れられるか、採用されるか、普及しているか、持続できる 可能性 、および適切かどうかを検討した。 背景 多くの保育サービスに基づく介入は、子供の食事を改善し

緑内障患者への治療としての鍼治療

Wed, 02/26/2020 - 00:01
このレビューの目的 このレビューは鍼(はり) 治療 が緑内障患者の 治療 として 効果 的かつ安全であるかどうかを評価することを目的とした。このレビューには3件のすでに終了した 試験 と1件の現在進行中の 試験 を含めた。 このレビューの 重要 なメッセージ 現時点では、緑内障患者への 治療 としての鍼 治療 の利用を支持するための 信頼性 のある結論を、現在利用可能なデータから導き出すことは不可能である。 このレビューで検討されたこと 緑内障とは、視神経が障害され、視覚機能に影響を与える疾患である。緑内障は世界中で失明の主な原因となっている。点眼薬やレーザー 治療 そして手術など多くの

分娩中の産痛緩和のための鍼治療または指圧

Mon, 02/24/2020 - 11:01
分娩中の産痛を管理し、女性の痛みを軽減するための鍼 治療 または指圧の使用に関する ランダム 化比較 試験 によるエビデンスを検討した。本レビューは、2011年に発表されたレビューのアップデート版である。 論点 分娩時に女性が経験する痛みは激しく、身体の緊張、不安そして恐怖がさらにその痛みを強くさせることがある。痛みは、子宮の収縮、子宮頸部の開大、そして、分娩第1期の後半および第2期では、胎児が産道を下降する際に、腟や骨盤底が引き延ばされることによって生じる。 効果 的で満足ができる産痛管理の方法は、女性ごとに個別化する必要がある。また、女性は恐怖、緊張、痛みのサイクルを断ち切り

失業者の就職を支援する健康改善介入

Sun, 02/23/2020 - 09:01
このレビューの目的 このコクランレビューの目的は失業者の就職を健康状態改善によって支援することができるかどうかを調べることであった。 健康状態の悪化と仕事の能力の低下は失業の原因かもしれない。また失業、特に長期にわたる失業は体調不良や幸福度の低下を引き起こす 可能性 がある。健康改善介入によって失業者の就職を支援することができるかどうかはまだわかっていない。 主な結果 治療 的方法と就業訓練を統合した介入は、介入を受けなかった群と比較して、再就職できた失業者の数がわずかに増加した。エビデンスの確実性を高めるために、短期もしくは長期の失業者に明確にターゲットを絞った介入を含むより質の高い 研究

脳卒中後のうつ病に対する薬物療法、心理療法、および脳刺激療法

Tue, 02/18/2020 - 07:01
レビューの論点 薬物 療法、非侵襲的脳刺激療法、心理療法、または併用する 治療 は、うつ病患者の割合または脳卒中後のうつ病症状の程度を軽減させるか? 背景 うつ病は脳卒中後によく見られるが、多くの場合は発見されないか、または 治療 が不十分である。 検索日 2018年8月13日に行った調査で 研究 を確認した。 研究 の特性 脳卒中後のうつ病を 治療 するための 薬物 療法、非侵襲的脳刺激療法、心理療法、および併用する 治療 の方法について報告した臨床 試験 が含まれていた。参加者の平均年齢は54歳から78歳であった。アジアで30件、ヨーロッパで11件、北米で6件

集中治療室に入室した成人に対する酸素投与

Thu, 02/13/2020 - 21:01
レビューの論点 集中 治療 室(ICU)に入室した成人に対する酸素投与は、高濃度の方が低濃度より優れているかどうか評価を試みた。 背景 ICUに入室した成人患者は重篤な状態であり、死亡するリスクが高い。酸素投与もしくは酸素療法は、ICUに入室したほとんどの成人患者に行われ、多くは機械的に換気(人工呼吸器により換気)されている。重篤な状態は、血中の酸素の欠乏(低酸素血症として知られる)の結果として生じうる。低酸素血症により、患者は組織の酸素レベルの低下(低酸素症)と臓器不全のリスクに晒される。鎮静剤と強力な鎮痛剤の使用も呼吸を抑制し、酸素濃度を低下させうる。 酸素投与は自由に行われるため

リアルタイムのビデオカウンセリングは、電話カウンセリングに比べて禁煙支援に効果があるか?

Thu, 02/13/2020 - 07:01
背景 SkypeやFaceTimeのようなビデオ通信ソフトウェアは、禁煙を支援するために、カウンセラーがインターネット上で患者を見たり会話をすることを可能にする。40億人以上の人々がインターネットを使用し、ビデオ通信ソフトウェアが無料であるため、ビデオカウンセリングによって多くの人々の禁煙を支援できる。 研究 の特性 2019年8月13日に文献検索を行い、基準を満たす2つの 研究 が特定された。本レビューの主眼は、個人或いはグループに提供されビデオカウンセリングが禁煙支援に 効果 があるか、また他のタイプの禁煙支援と比較して 効果 があるかという点であった。また

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