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Updated: 3 hours 50 min ago

成人の自傷行為に対する心理社会的介入

Sun, 05/09/2021 - 04:01
我々は、この分野における心理社会的介入治療の臨床試験に関する介入文献をレビューした。対象となる基準を満たした試験は、合計76件あった。認知行動療法(CBT)に基づく心理療法については、より長い追跡期間において、また、メンタライゼーションに基づく療法(MBT)や感情調整に基づく心理療法については、介入後の評価において、それぞれ有益な効果がある可能性がある。また、標準的な弁証法的行動療法(DBT)が自傷行為(SH)の繰り返しの頻度に有効であることを示すエビデンスがあるかもしれない。ケースマネジメント、情報と支援、遠隔からの接触による介入(緊急カード、はがき、電話ベースの心理療法など)

てんかんとうつ病を併存する人のための抗うつ薬

Sun, 05/09/2021 - 04:01
背景 てんかん患者の約3分の1にうつ病が発症し、しばしば抗うつ薬による治療が必要となる。しかし、抗うつ薬がてんかん発作を引き起こすのではないかという不安もあり、てんかん患者のうつ病は治療されないことが多い。抗うつ薬にはさまざまな種類があるが、いずれも脳内の主要な神経(伝達)化学物質を増加させ、うつ症状を緩和することを目的としている。 研究の特徴 てんかんとうつ病を併存し、抗うつ薬による治療を受けた626人の患者を対象とした10件の研究が見つかった。4件はランダム化比較試験で、6件は無作為化していない前向きコホート研究であった。これらの研究では、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI

気管支拡張症のための運動療法

Sun, 05/09/2021 - 04:01
レビューの論点 気管支拡張症の患者を対象に、運動しない場合と比較して、運動することによって運動耐容能(全身持久力、息切れ、疲れやすさなど)、QOL(生活の質)および症状が改善されるかどうか、また、将来的な増悪(悪化)の回数が減るかどうかを明らかにしようとした。疾患が安定している患者と最近増悪した患者を対象とした研究を検討した。気管支拡張症の小児と成人の両方に関連するエビデンス(科学的根拠)を含むことを目的とした。 背景 気管支拡張症の人は、咳(せき)や痰(たん)が慢性的に出る。また、運動耐容能やQOLの低下につながる急性増悪のリスクが高い。他の慢性肺疾患がある人が運動を行うと

結核症状にかかわらず、成人の活動性肺結核とリファンピシン耐性をスクリーニングするための喀痰Xpert検査の精度は?

Sun, 05/09/2021 - 04:01
肺結核のスクリーニングにXpert検査を使用することがなぜ重要なのか? 結核は感染症関連死亡の主要な原因であり、世界の死亡原因トップ10に入っている。世界保健機関(WHO)は、結核の兆候や症状がある人の結核とリファンピシン耐性を診断するための初期検査として、正確な迅速検査を使用することを推奨している。しかし、WHOの推計によると、活動性結核患者の約3分の1は診断されず、報告されていない。結核に気づかない(検査結果が偽陰性)と、病気や死亡の原因となり、他の人に感染するリスクが高まる。結核の診断が間違っていると(偽陽性)、益がないのに抗生物質が投与されてしまう。 このレビューの目的は何か?

在宅終末期ケア

Sun, 05/09/2021 - 04:01
本レビューの目的 在宅終末期ケアを提供することにより、病院で死を迎える可能性が減るのか、またそれにより、病院やホスピスに入院する場合と比べて、患者や介護者の満足度や医療サービスのコストにどのような影響があるのかを調べるため、文献を統計的にレビューした。本レビューは、初回から5回目の更新である。 要点 自宅で終末期ケアを受ける患者は自宅で死を迎える可能性が高い。在宅終末期ケアが家族や介護者に与える影響についてはデータがほとんどなかった。 本レビューで検討された内容 一部の国では、自宅で死を迎えたいと希望する終末期患者に対し、在宅ケアを提供するための医療サービスが整備されている

血管性認知症やその他の血管性認知機能障害の治療薬

Sun, 05/09/2021 - 03:01
レビューの論点 コリンエステラーゼ阻害剤(認知症の人の記憶力や思考力を向上させる薬)を血管性認知症の人に使用した場合のエビデンスはあるか? 背景 血管性認知症(または血管性認知障害)とは、血液の供給が途絶えたことによって記憶や思考に問題が生じた場合に使われる用語である。血管性認知症の薬物治療はほとんどない。 このレビューでは、コリンエステラーゼ阻害剤系統の3つの薬剤、ドネペジル、リバスチグミン、ガランタミンを評価した。これらの薬は、アルツハイマー型認知症に広く使われているが、血管性認知症にも有効な場合がある。これらのコリンエステラーゼ阻害剤のこれまでのレビューでは

上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異陽性の進行非扁平上皮非小細胞肺がんに対する一次治療

Tue, 04/27/2021 - 03:01
背景 肺がんは、世界的に最も多いがんのひとつである。診断された時には既にがんが広がっていることも多い。そのような場合、通常は手術適応とはならず、薬物治療、一般的には化学療法の実施が必要である。肺がんの中で最も多いのは非小細胞肺がん(NSCLC)である。非小細胞肺がん患者の約10%から15%は上皮成長因子受容体変異(EGFR)陽性という特定の種類のがんであり、このがんでは、がん細胞にある、腫瘍の増殖をコントロールする遺伝子に特異的な変化がみられる。本レビューでは、EGFR陽性非小細胞肺がんを標的とする新しい治療薬の効果を検討した。 目的 本レビューでは

妊娠、出産、産後の静脈血栓症予防

Fri, 04/09/2021 - 03:01
リスクの高い女性の妊娠、出産、産後における深部静脈血栓症の予防的治療法について、ランダム化比較試験に基づき利益と害を明らかにすることを目的とした。 論点 血栓は深部の静脈にできることがあり、多くは脚に起きる。これを深部静脈血栓症(DVT)という。血栓の一部が壊れると、血液に乗って肺まで運ばれ、血管を塞いでしまうことがある。これは肺塞栓症(PE)といい、まれではあるが死亡を引き起こすことがある。これらを静脈血栓塞栓症(VTE)という。出産時の大量出血から女性を守るために、妊娠中の血液凝固機能は活性化している。VTEの既往、血栓傾向(血栓をつくりやすい状態)

COVID-19を診断するための迅速検査の精度は?

Fri, 04/09/2021 - 03:01
COVID-19の医療従事者の訪問時の迅速検査とは何か? 医療従事者の訪問時の迅速検査は、COVID-19の症状がある人と症状がない人を対象とした、COVID-19の感染を確認または除外することを目的とする。それらの検査は:- は持ち運びが可能なものなので、患者がいる場所(ポイントオブケア)で使用することができる;- は、余分な機材や複雑な準備を最小限に抑え、簡単に行うことができる;- は、標準的な実験室での検査よりも安価である;- 専門のオペレーターやセッティングを必要としない;- は、「待っている間」に結果を提供する。 市販されている医療従事者の訪問時の迅速検査のうち

双子の出生児体重の差を予測するための妊娠中の超音波検査

Fri, 04/09/2021 - 03:01
背景 出生体重の差が20%以上ある双子は、母子のアウトカムが悪くなる。臨床医は出産前に超音波で胎児の推定体重の差を計測し、赤ちゃんの出生体重の差と比較する。このレビューでは、超音波による計測が双子の出生体重の差を予測するのに十分な精度であるかについてデータをまとめた。 研究の特性 超音波での計測値と出生体重の差を比較した研究を2019年3月までの期間について医療データベースで検索し、39件の試験を同定した。出生体重の差が20%の試験が22件、25%の試験が18件であった。 エビデンスの質 個々の試験については「Quality Assesment of Diagnostic Accuracy

進行子宮頸癌に対する血管形成抑制

Fri, 04/09/2021 - 03:01
このレビューの目的 このコクランレビューの目的は、新しい血管の形成を抑制する血管内皮細胞増殖因子(VEGF)標的薬が、離れた部位に広がったり(転移)、初回治療に反応しなかったり、再発したりした子宮頸癌の女性の生存率を改善できるかを調べることである。これらの薬剤にはベバシズマブ、セジラニブ、アパチニブ、パゾパニブ、アンロチニブ、ニンテダニブが含まれる。 要点 ベバシズマブと化学療法の併用はおそらく生存率を改善させ、また消化管穿孔、血管内での血栓形成(血栓塞栓症)、高血圧症、出血などの特異的かつ重篤な有害事象を増加させる可能性がある。 セジラニブまたはアパチニブと化学療法の併用、 または

早産児の罹病率および死亡率の予防改善を目的とした亜鉛の経腸投与

Wed, 04/07/2021 - 12:01
レビューの論点: 早産児(早く生まれた赤ちゃん)は、胃経由で亜鉛を余分に摂取すると、死亡率が低くなり、発育や成長が改善するのだろうか? 背景: 亜鉛は、赤ちゃんが順調に成長し、感染症に対抗するために必要な重要な微量元素である。早産児は、通常であれば妊娠の終盤(訳注:概ね妊娠36週以降)に行われる、臍帯(へその緒)を通じた母親からの多くの重要な栄養素の伝達を受けることができない。そのため、亜鉛の貯蔵量は少ない。早産児の母乳に亜鉛を追加することで、早産児の成長・発達が改善し、早産児に多い合併症による病気が減り、死亡率が下がる可能性がある。 研究特性: 5件の小規模な試験(早産児482名

早産児の短期成長を促進するための粉ミルクの中鎖トリグリセリド含有量の高低

Wed, 04/07/2021 - 12:01
レビューの論点 粉ミルクの中鎖トリグリセリド含有量が高い場合と低い場合では、早産児の短期成長にどのような影響があるのか? 背景 トリグリセリドは、人間の体脂肪の主成分である。脂肪はヒトの母乳中のエネルギー源(カロリー)の約半分を占めており、そのほとんどが長鎖脂肪酸トリグリセリド(LCT)として存在している。栄養は、成長、代謝、免疫に不可欠である。 早産児の体重増加および成長障害は、神経発達上の有害なアウトカムと有意に関連している。栄養状態が悪いと、頭の成長が不十分なために精神運動能力や心の動きが悪くなり、脳性麻痺や自閉症の発生率が高くなると言われている。 母乳やドナー母乳を与えられない

歯科医療従事者は、人々が喫煙やタバコ製品の使用を止める手助けをすることができるか?

Wed, 04/07/2021 - 12:01
お口の健康を保つために タバコには、吸う、噛む、嗅ぐ(嗅ぎタバコとして)などの使用方法がある。タバコを使用している人が健康のためにできる最善のことは、タバコをやめることである。これにより、肺がんや、口内炎や歯周病などの他の病気のリスクが低くなる。 多くの人は少なくとも年に1回は歯科医院を訪れるが、もっと頻繁に訪れる人もいるだろう。歯科医療従事者は、タバコを続けることによる健康上のリスクと、タバコをやめることによる健康上のメリットを伝えることで、タバコをやめるように動機づけることができる。歯科医療従事者には以下の職種を含む:- 歯科医師;- 歯科衛生士;- 歯科治療者;および- 歯科看護師

呼吸困難な新生児(新生児一過性多呼吸)への経口または静脈内輸液の量を減らすこと

Wed, 04/07/2021 - 12:01
レビューの論点 正常な肺内で水分吸収が遅れているために出生時に呼吸が速い新生児(「新生児一過性多呼吸」と呼ばれる状態)への水分制限(口から胃や静脈に少ない量の水分を与えること)は、酸素による治療期間を短縮するか? 背景 新生児の一過性多呼吸(異常に速い呼吸)(TTN)は、呼吸数の増加(1分間に60回以上)と呼吸困難(息苦しさ)の兆候が特徴である。通常、妊娠34週目以降に生まれた赤ちゃんの生後2時間以内に現れる。新生児の一過性の多呼吸は、通常、治療をしなくても改善するが、小児期後半になると肺の喘鳴を伴うことがある。新生児の一過性多呼吸に対して水分制限を行うのは

1型糖尿病患者に基礎インスリンとして異なる種類のインスリンを使うことは有益か?

Mon, 03/29/2021 - 01:01
背景 糖尿病とは、血糖値(ブドウ糖)が高くなり過ぎてしまう病気である。インスリンは、膵臓(胃の後ろにある小さな臓器)から分泌されるホルモンで、血中のブドウ糖濃度をコントロールする。1型糖尿病(T1DM)の患者では、膵臓からインスリンが十分分泌されないためインスリンを注射して血糖値をコントロールし、健康を維持しなければならない。インスリン療法の目的は、生理的なインスリン分泌に類似したインスリンを投与することである。インスリンは、インスリン注射器、インスリンペン、インスリンポンプなどを用いて皮下に注射する。空腹時血糖値をコントロールするためには、基礎インスリンが必要となる。基礎インスリンは

心理社会的介入は、親が大量飲酒や薬物使用の頻度を減らすのに役立つか?

Sun, 03/28/2021 - 02:01
レビューの目的 心理社会的介入とは、個人やグループに対して行われる、対話的または実践的な介入、またはその両方を含む介入である。このレビューで検討された介入は、親が飲酒や薬物使用を改め、子供の世話に関して抱えている問題に対処できるよう支援することを目的としている。私たちは、このような介入が、親のアルコールや薬物の使用を減らすのに役立つかどうか、また、それが子供にも有益であるかどうかを調べることを目的とした。 背景 親がアルコールや薬物を大量に使用したり、その両方を行ったりすると、使用している本人やパートナー、同居している子どもたちに悪影響を及ぼす。両親のどちらか、または両方が大量飲酒

COVID-19感染症を合併する心臓や血管の問題はどのようなものか、その頻度はどのくらいか、またこれらの患者は他にどのような病状を抱えているのか。

Sun, 03/28/2021 - 01:01
背景 COVID-19に感染しても、多くの人はほとんど、あるいは全く症状がない。しかし、COVID-19は血液を「ネバネバ」させ、細い血管(毛細血管)と太い血管の両方を詰まらせ、心筋梗塞や脳卒中、足や肺の血栓を引き起こす可能性がある。これらは致命的なものである。糖尿病、高血圧、心臓病の既往症がある人は、COVID-19にかかった場合、そのような合併症を発症するリスクが高くなる。 研究の論点 私たちは、COVID-19が確認された、あるいは疑われた場合に、それを調べたいと思った。- 心臓や血管(心血管)に最も多い既往症は何か(例えば、糖尿病、高血圧、肥満など)。-

新生児のオピオイド離脱に対する非薬理学的ケア

Sun, 03/28/2021 - 01:01
レビューの論点 いずれかの特定の非薬理学的(薬以外の治療法)なケア方法で、出生後のオピオイド離脱症の新生児に有益なものはあるか? 背景 妊娠中にオピオイドを服用した母親から生まれた新生児は、出産後に甲高い泣き声、震え、易刺激性などの離脱症状が出ることが多い。離脱症状に対しては、非薬物療法が最初の治療となる。非薬物療法を行ったにもかかわらず症状が悪化した場合は、2次治療としてモルヒネ、メタドン、ブプレノルフィンなどの薬物療法を行い、症状を軽減させる。非薬物療法は症状管理の最初のアプローチではあるが、どの病院でも同じというわけではない。私たちは、特定の非薬理学的(薬以外の治療法

間質性肺疾患に対する呼吸リハビリテーション

Mon, 03/22/2021 - 10:01
レビューの論点: 間質性肺疾患(ILD)患者の運動耐容能、息切れ、及び生活の質(QOL)に関する呼吸リハビリテーションの効果に関する利用可能なエビデンスをレビューした。 背景: ILD(肺が傷つき、徐々に呼吸が困難となる状態)の患者は運動時に運動耐容能が低下したり、息切れがみられることがある。呼吸リハビリテーションは他の慢性肺疾患患者のウェルビーイング(健康で豊かな状態)を改善することができるが、ILDにおける呼吸リハビリテーションの有効性に関しては情報不足である。ILD患者に対して呼吸リハビリテーションは呼吸リハビリテーションを実施していない場合と比較して利点があるのか

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