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Updated: 2 hours 26 min ago

進行性卵巣上皮癌女性患者に、手術前の化学療法を行うことによって生存または生活の質が改善するか

Sun, 01/05/2020 - 07:01
論点 卵巣の表面や卵管の内皮(内側)から生じる上皮性卵巣癌は、世界の女性で7番目に多い癌であり、卵巣癌の中で最も多い(卵巣癌の約90%)。残念ながら卵巣癌女性患者の大半が、腹部全体に癌が拡がる進行期で見つかる。これは、卵巣がんが卵管の末端から生じることが多く、原発腫瘍(訳注:はじめに生じた癌)が顕微鏡レベルであっても癌細胞が腹腔内に脱落しうるためである。これらの細胞は腹水に混じって腹腔内を循環し、他の部位の表面に移植されて時間をかけて成長し、症状を引き起こす。腹部膨満感や消化器障害(最も多いのは便秘である)のような症状は非特異的であり、より一般的な良性疾患に起因しやすい。欧州では、卵巣癌と

臍帯結紮を遅らせることや、臍帯ミルキングは早期産児の健康を向上するか?

Fri, 01/03/2020 - 16:01
論点 本コクランレビューでは、37週以前に産まれた早期産児への臍帯結紮遅延や臍帯ミルキングが早産児の健康状態にどのように影響しているかを検討した。これらの介入は、早期臍帯結紮と比較した。 重要 である理由 37週以前もしくは後期早期産児(特に32週以前に産まれた児)は、正期産で生まれた赤ちゃんよりも、健康状態が良くないことが多い。早期産児は肺、腸、心臓を含む主要な臓器の機能に問題があることがある。死亡したり、脳性麻痺などにより長期にわたる健康障害のリスクが高いこともある。出生後、心臓の収縮を強化し、血圧を上げるために輸血や 薬物 投与が必要になることがある

遠隔転移のない大腸癌の治療後フォローアップ戦略

Fri, 01/03/2020 - 15:01
論点 高所得国では、約20人にひとりが大腸癌に罹患する。そのうちほとんどの人(約3分の2)が治癒可能である。通常、外科的切除後あるいは術後補助化学療法またはその両方を実施した後のフォローアップ(経過観察)では、医師の診察と種々の検査が行われる。フォローアップにより 予後 が改善すると広く考えられているが、受診の頻度やどの検査をいつ行うべきであるかについては明確にされていない。 重要 である理由 フォローアップには 費用 がかかり、患者が受診前後に不安になったり、不便だと感じることがある。検査は高額なうえに副作用も起こりうる。もし

禁煙に成功した人が再喫煙しないようにするために有効な介入はあるか?

Wed, 01/01/2020 - 12:01
背景 禁煙後すぐに喫煙を再開してしまう人がおり、これは「再喫煙」と言われる。再喫煙を避けるのに役立つ介入として、通常は喫煙欲求に対処するスキルを指導することに重点が置かれるが、禁煙を支援する 治療 期間を延長することや、フォローアップの電話、リーフレットの配布、禁煙補助薬の処方などの介入を追加したりすることもある。自力で禁煙した場合も、禁煙 治療 によって禁煙した場合も、妊娠や入院をきっかけに禁煙した場合も、これらのアプローチが役立つかどうか調査した。 研究 の特性 2019 年 5 月にデータベース検索を更新した。禁煙して間もない人が再喫煙しないように支援する試みに関して

動機づけ面接は禁煙に有効か?

Wed, 01/01/2020 - 12:01
背景 動機づけ面接は、禁煙支援に用いられるカウンセリング技法の一種である。これは、禁煙できないかもしれないと思う理由を探し、彼らがより進んで禁煙できるような方法を見つけることを支援する目的で行われている。カウンセラーは、行動を改めるべき理由や行動変容の方法を伝えるのではなく、人々が自分の行動を変える選択をすることを助け、成功できる自信を高めようとする。本レビューでは、動機づけ面接法は、 治療 を受けない、或いは、他のタイプの禁煙 治療 を受けるよりも 効果 があるか検討した。また、より多くのカウンセリングを行い、より長く動機づけ面接を行うことが

動機づけ面接は禁煙に有効か?

Wed, 01/01/2020 - 12:01
背景 動機づけ面接は、禁煙支援に用いられるカウンセリング技法の一種である。これは、禁煙できないかもしれないと思う理由を探し、彼らがより進んで禁煙できるような方法を見つけることを支援する目的で行われている。カウンセラーは、行動を改めるべき理由や行動変容の方法を伝えるのではなく、人々が自分の行動を変える選択をすることを助け、成功できる自信を高めようとする。本レビューでは、動機づけ面接法は、 治療 を受けない、或いは、他のタイプの禁煙 治療 を受けるよりも 効果 があるか検討した。また、より多くのカウンセリングを行い、より長く動機づけ面接を行うことが

早産を予防するための超音波による子宮頸管評価

Mon, 12/23/2019 - 15:01
超音波で測定した子宮頸管の長さを知ることが、早産予防に有効であるか、知らない場合と比較して評価した。 論点 子宮頸管は子宮の下部で腟とつながっている部分である。妊娠していない女性では、通常3cm以上の長さがある。妊娠中、子宮頸管が短いことは自然早産のリスクに 関連 する。子宮頸管の長さ(子宮頸管長)が短いほどリスクは大きい。したがって、超音波で子宮頸管長を測定することが自然早産を予防するのに役立つかもしれない。子宮頸管長は腟(経腟的)、腹部(経腹的)または会陰(経会陰的)を通して行われる超音波検査により測定される。自然早産の原因で最も多いのは、切迫早産または早産期の前期破水である

妊娠中の女性に対するビタミンD補充

Mon, 12/23/2019 - 15:01
論点 ビタミンD補充が、カルシウムやその他のビタミンおよびミネラルとの併用の有無を問わず、母子にとって有益または有害であるかどうかは不明である。 重要 である理由 ビタミンDは、ヒトの健康、特に、骨、筋肉、神経および全般的な細胞機能にとって不可欠である。妊娠中の女性において、血中ビタミンD濃度が低くなると、妊娠合併症の原因となる。妊娠中のビタミンD追加補充は、妊娠合併症を予防する上で必要となる場合がある。 このレビューからわかったこと これは、2012年に初めて発表され、その後2016年に更新されたレビューの最新版である。 本レビューでは

嚢胞性線維症成人患者および小児患者における肺機能および生活の質(quality of life:QOL)に対する歌唱の効果

Mon, 12/23/2019 - 15:01
レビューの論点 嚢胞性線維症小児患者および成人患者に対する追加 治療 として歌唱を用いる 効果 の科学的根拠(エビデンス)をレビューした。 背景 嚢胞性線維症患者には、気道粘膜が異常に厚いために肺感染症のリスクがある。したがって、気道浄化はこの疾患の管理に 重要 な一環である。増加しつつある事例報告により、嚢胞性線維症患者において歌唱は肺機能を助け、QOLを高めると示唆されている。Cochrane Cystic Fibrosis and Genetic Disorders Groupの標準的検索法を用いて 試験 を検索し、その他の 関連 性のあるデータベースや出版物を幅広く検索した。

どのアドボカシーが虐待を受けた女性を救済しうるのか、そしてどのような状況下でどのような女性に対して恩恵があり得るのかに関するレビュー

Mon, 12/23/2019 - 15:01
背景 パートナーによる虐待(家庭内暴力)は世界中で見られるものである。この虐待には、強制的な束縛、また身体的、性的、経済的、感情的あるいは経済的虐待が含まれる。特定の訓練を受けた人々(アドボケイトと呼ぶ)は、虐待を受けた女性を積極的に支援し、安全な計画を作成し、虐待を減らすための対策を講じ、虐待を受けた女性が地域資源を利用できるようにする。このことをアドボカシーと呼ぶ。アドボカシーは多くの形態を取りうる。 レビューの論点 どのアドボカシー介入が、虐待を受けた女性をどのような状況下で救済することができ、そしてどのような女性が恩恵を受けうるのかを理解しようと試みた

慢性B型肝炎に対するRadix Sophorae flavescentisと他の薬剤または生薬の比較

Mon, 12/23/2019 - 15:01
レビューの論点 慢性B型肝炎ウイルス感染者を対象に、Radix Sophorae flavescentisの有益性と有害性について、他の薬剤または生薬と比較し評価する。 背景 慢性B型肝炎ウイルス(Chronic hepatitis B virus :HBV)感染はよくある肝疾患であり、罹患(疾病)率および死亡率は高い。 慢性B型肝炎は精神的なストレスを引き起こし、また患者や家族の負担となる。Radix Sophorae flavescentisは、慢性B型肝炎ウイルス感染者の 治療 に使用されており、同感染者の苦痛を軽減したりウイルスの複製を防いだりすると考えられている。しかし

小児の急性中耳炎予防のためのプロバイオティクス(健康に寄与する細菌)

Mon, 12/23/2019 - 15:01
レビューの論点 プロバイオティクス(健康に寄与する細菌)の摂取は小児の急性中耳炎を予防するか? 背景 急性中耳炎は、小児では非常に一般的なものである。急性中耳炎は、細菌が喉の上部から耳管を通り中耳に侵入することで発症する。発熱、耳痛などの症状が現れ、また、鼓膜に穿孔が生じて外耳道に膿が排出されることもある。 急性中耳炎に対しては抗生物質がしばしば処方されるものの、症状の抑制には中程度の 効果 しかない。さらに、抗生物質の過度の使用は抗生物質耐性につながり、中耳炎を始めとする感染症の 治療効果 を減弱させる。したがって、急性中耳炎を予防することは非常に 重要 である。

季節性情動障害の予防のためのメラトニンおよびアゴメラチン

Mon, 12/23/2019 - 15:01
このレビューの 重要 性は? 北半球の高緯度地域に住む多くの人々は太陽光減少に対する反応として起こる季節性情動障害(seasonal affective disorder :SAD)に罹患している。この疾患に罹患した人の4分の3は女性である。嗜眠、過食、炭水化物を過剰に欲しがること、抑うつ気分はよく見られる症状である。SADが日常生活に深刻な影響を及ぼすようなうつ病になる人もいる。最大で3分の2の人が毎年冬にうつ症状を経験する。 このレビューは誰の参考になるか? 成人の精神衛生サービスに携わる一般開業医、精神科医、薬剤師、他の医療専門家、そして 研究 者にとって

糖尿病性神経障害治療のためのアセチル-L-カルニチン

Mon, 12/23/2019 - 15:01
本レビューの目的 本レビューの目的は、糖尿病患者の糖尿病性末梢性神経障害(diabetic peripheral neuropathy :DPN)に対するアセチル-L-カルニチン(acetyl-L-carnitine :ALC)の 効果 を評価することである。特にALCが痛みを軽減するのかどうかに関心があり、また有害性があるのか確認することも目的とした。 要点 ALCがDPNの疼痛を軽減するかどうかは、科学的根拠(エビデンス)が少なく、きわめて低い確実性のため不確かである。 有害事象 は プラセボ ほど多くはないかもしれないが、このエビデンスもきわめて不確かである。

肺がん患者のための禁煙介入

Mon, 12/23/2019 - 15:01
背景 肺がんは世界中のがんによる死亡の最もよく見られる原因である。喫煙は、肺がんの最も 重要 な危険因子である。肺がん患者の大部分は 診断 時に依然として能動喫煙者であるか、あるいは禁煙後にまた喫煙者に繰り返し逆戻りしている場合が多い。喫煙者にとって、早期死亡および障害のリスクを減らすためには禁煙は最も 効果 的な方法である。禁煙介入は、薬剤を使用しないアドバイスやカウンセリングなどの心理社会的介入と、ニコチンパッチなどの薬剤を用いる薬理学的介入とに類別することができる。患者の行動を変える行動療法および薬理的 治療 は、補完的に働く方法であり、自立して長期の禁煙状態を維持する 可能性

甲状腺摘出術後の副甲状腺機能低下症を管理するためのカルシウム、ビタミンDまたは組換え副甲状腺ホルモン

Mon, 12/23/2019 - 15:01
レビューの論点 甲状腺術後の低副甲状腺ホルモンの管理に対して、カルシウム、ビタミンD、および副甲状腺ホルモンはどのような 効果 があるか? 背景 副甲状腺は甲状腺に付着した4つの小さい腺である。これらは血中カルシウム濃度を調節する副甲状腺ホルモンを産生する。副甲状腺は、甲状腺摘出後など、手術中に誤って損傷を受けることがある。その結果、血中カルシウム濃度が低下する。副甲状腺の損傷は一時的な場合もあるが長期にわたる 可能性 もある。血中カルシウム濃度を正常化するためのカルシウムおよびビタミンD投与は、こうした患者に対する中心的な 治療 であるが、このような 治療 の正確な特質

BRCA変異をもつ女性に対する、リスク低減手術後の心理社会的健康を向上させるための介入

Sat, 12/14/2019 - 16:01
背景 BRCA遺伝子(BRCA1:BRCA1 DNA修復 関連 遺伝子、またはBRCA2:BRCA2 DNA修復 関連 遺伝子)の1つに欠損(変異)がある女性は、乳癌および卵管卵巣癌(卵管や卵巣の癌)を発症するリスクが高い。BRCA変異をもつ女性の一定数は、乳癌および卵管卵巣癌の発症リスクを減らすために、乳房組織、卵管および卵巣の切除手術を受けるという選択をする。この種の手術は生活を一変させる場合があり、その結果、本人は身体的および感情的にマイナスの変化をこうむる 可能性 がある。このような変化が女性の身体機能や外見に影響を及ぼすこともあり

脳卒中後の注意障害に対する認知リハビリテーション

Fri, 12/13/2019 - 06:01
レビューの論点 私たちの目的は、脳卒中後に注意障害をもつ方々にとって、認知リハビリテーションが注意機能、日常生活動作能力や気分、QOLにおいてどのような影響を与えるかについてのエビデンスをレビューすることであった。 背景 多くの人たちが脳卒中後に注意障害を伴う。注意障害の方々は、長時間集中することが難しく、また、注意散漫で情報が多くある中で特定の課題に集中することができない。「認知リハビリテーション」は、脳の損傷後に起こる注意障害のような認知的な問題の重症度を改善する目的で行われる 治療 的介入のひとつである。脳卒中後の注意障害に対する認知リハビリテーションの 効果 は明らかではない。 研究

経済的利益相反と結果、結論、系統的レビューの質

Wed, 12/11/2019 - 11:01
患者の 治療 はしばしば臨床 研究 に基づいている。系統的レビューは、このような臨床 研究 の中核的なタイプである。類似した 試験 (すなわち、同じ 研究 課題を同じ方法で調査する 試験)がいくつか実施されている場合には、それらを特定し、系統的レビューの中で分析することができる。系統的レビューは、既存の 研究 を要約し、特定の 研究 分野の概観を提供する。したがって、系統的レビューは患者ケアに関する決定に大きな影響を及ぼす 可能性 があり、そのようなレビューが信頼できるものであることが不可欠である。 系統的レビューは

早期乳癌手術後の女性患者に対するタキサンを含む化学療法

Sun, 12/08/2019 - 07:01
本レビューの目的 このコクランレビューの目的は、早期乳癌の女性患者に対してタキサン系薬剤を標準化学療法に加えることによって生存期間が改善するか、また薬剤を追加することが安全かどうかを明らかにすることであった。この論点への答えを出すために、レビュー著者らがあらゆる 試験 を収集して解析し、29件の 試験 を特定した。 要点 手術可能な早期乳癌を有する女性患者では、タキサン系薬剤を標準化学療法に加えることにより、生存期間が改善され(患者がより長く生存した)、癌の再発の 可能性 が低減した。しかし、タキサン系薬剤の使用が発熱性好中球減少(発熱を伴う白血球数減少)およびニューロパチー(神経への障害

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