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Updated: 5 hours 34 min ago

妊娠糖尿病の母子のアウトカム改善に向けた追加治療としてのプロバイオティクス

Tue, 07/14/2020 - 01:01
論点 妊娠糖尿病(GDM)は高血糖値をもたらす炭水化物不耐症で、妊娠中に初めて認識されるものである。GDMの妊婦には、高血圧、陣痛促進、帝王切開のリスクがある。赤ちゃんには、巨大児、難産、呼吸困難、出生時の低血糖、そして脳障害につながり得る黄疸といったリスクがある。母体では長期に糖尿病を患うリスクが、赤ちゃんでは過体重になるリスクが高まる。プロバイオティクスとは食品中に自然に存在する微生物のことで、発酵乳やヨーグルト、カプセルなどに含まれている。多くの種類のプロバイオティクスがあるが、最も利用されているのは 乳酸菌 と ビフィズス菌 の2つであり、適切な量を摂取すれば健康上の利益が得られる

医療従事者のレジリエンス(精神的回復力)を促進するための心理的介入

Tue, 07/14/2020 - 00:01
背景 医療従事者(看護師、医師、心理士、ソーシャルワーカーなど)の仕事は、非常にストレスの多いものになりやすい。彼らはしばしば多くの責任を担っており、プレッシャーの下で働くことが求められる。これは、彼らの心身の健康に悪影響を及ぼす 可能性 がある。このようなストレスから彼らを守るための介入は、レジリエンス(精神的回復力)への介入として知られている。これまでのシステマティックレビュー(系統的レビュー)では、レジリエンスへの介入によって、医療従事者がストレスに対処するのを助け、身体的・精神的健康への悪影響から医療従事者を守ることが示唆されている。 レビューの論点

鎌状赤血球症の無症候性脳卒中を予防するための介入療法

Tue, 07/14/2020 - 00:01
レビューの論点 鎌状赤血球症(SCD)患者の無症候性脳卒中(無症候性脳梗塞としても知られる)を予防する安全で 効果 的な介入療法があるかどうかを評価する。 背景 SCDは重篤な遺伝性血液疾患で、体中に酸素を運ぶ赤血球が異常に発達する疾患である。正常な赤血球は柔軟性があり円盤状だが、鎌状赤血球症では硬く三日月状になりやすい。鎌状赤血球は健康な赤血球に比べて柔軟性が低いだけでなく粘性もある。そのため血管の閉塞を引き起こしやすく、組織や臓器の損傷、激痛に繋がることがある。異常な血球はもろくバラバラになるため、赤血球数が少なくなる貧血の状態になる。鎌状赤血球は脳血管の血流を阻害することがあり

帝王切開後の感染予防のための皮膚処置

Thu, 07/09/2020 - 13:01
このレビューは、2012年に初版が発表され、その後2014年と2018年に更新されたもののアップデート版である。 論点 このコクラン・レビューの目的は、術後の感染予防に最も 効果 的な帝王切開前の皮膚処置方法が何かを明らかにすることであった。帝王切開のための切開(皮膚を切ること)を行う前の皮膚処置に使用した消毒薬の有効性を評価したすべての 研究 を収集し、分析した。帝王切開前に腹部の手術部位を準備するために使用された処置の分析のみを含み、手術チームの手洗いや母体の入浴については含めていない。 重要 である理由 手術切開部の感染は、院内感染の中で3番目に多く報告されている

症状や診察でCOVID-19を正確に診断できるか?

Wed, 07/08/2020 - 08:01
COVID-19は、SARS-CoV-2ウイルスによる感染症である。COVID-19のほとんどの患者は軽度から中等度の呼吸器疾患を生じ、一部の人はCOVID-19肺炎のような重度の疾患を経験する。正式な 診断 には、鼻や喉から採取した検体の検査室での分析や、CTスキャンのような画像検査が必要である。しかし、 診断 情報としては、臨床検査による症状や徴候からの情報が第一であり、最も入手しやすい情報である。症状や兆候による初期 診断 が正確であれば、時間のかかる専門的な 診断検査 の必要性が減少する。 症状 は患者が経験するものである。軽度のCOVID-19の患者は、咳、喉の痛み、高熱、下痢

脂質を下げるためのピタバスタチン

Mon, 07/06/2020 - 09:01
レビューの論点 ピタバスタチンの用量の違いは、血液中の脂質にどのように影響するのか? 背景 ピタバスタチンは、市場に出回っている最新のスタチン(肝臓のコレステロール合成を阻害する薬)である。(ピタバスタチンの)用量の違いが血液中の脂質にどのように影響するかは知られていない。 検索期間 2019年3月までの 研究 を検索した。 研究 の特性 ピタバスタチンを様々な用量で服用した、 研究 の質が高い ランダム 化比較 試験 (RCT)と前後比較 試験 を検索した。 試験 期間は3週間から12週間の間だった。 試験 の参加者は、心血管疾患の有無や、年齢や性別に関係なく 試験 に含まれた。 主な結果

単独または他の公衆衛生対策と組み合わせた隔離はCOVID‐19を制御するか?

Sun, 07/05/2020 - 05:01
背景 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界中に急速に広がっている新しいウイルスにより発症する。COVID-19は、密接している人同士、あるいは咳やくしゃみをしている人同士の間で簡単に広がる。感染者の多くは、軽いインフルエンザのような症状に悩まされるが、中には重症化して亡くなる人もいる。 COVID-19には有効な 治療 法やワクチン(特定の病気にかからないようにする薬)がないため、他の方法で感染の拡大を遅らせる(制御する)必要がある。世界保健機関(WHO)が推奨している制御方法の一つに隔離がある。これは、健康な人がウイルスを持っていてそれを広げる 可能性 がある場合に備えて

スマートフォン、タブレット、インターネットベースのプログラムやアプリを利用したモバイルヘルス(mHealth)教育による心不全への介入

Sat, 07/04/2020 - 07:01
レビューの論点 従来の患者教育の方法と比較して、心不全患者の心不全(HF)に関する知識、セルフケア、自己効力感に対するモバイルヘルス(mHealth)教育には、どのような ランダム 化比較 試験 (randomized controlled trials :RCT)のエビデンスがあるか。 背景 患者教育は心不全のセルフケア(健康の改善や病気の予防、疾患の制御、健康の回復を目的として行う個人の活動)のため、必要不可欠である。これまでの心不全患者に対する患者教育は、紙媒体の資料やビデオ・DVDの提示による直接対面式で行われてきた。技術が急速に進化し

多発性硬化症に対する食事介入

Sat, 07/04/2020 - 06:01
レビューの論点 本レビューでは、多発性硬化症(MS)のため様々な食事療法を用いた介入の 効果 を評価した(別のコクランレビューの主題であるビタミンDを除いている)。本レビューでは、複数ある臨床介入群の1つに、被験者が無作為に割り当てられる 研究 の一種である ランダム 化比較 試験 のエビデンスを用いた。 背景 MSは、脳や脊髄の軸索(白質)に障害が起こる病気である。その結果、脱力感、視力低下、感覚の変化、協調性の低下、膀胱直腸障害など、様々な神経症状を引き起こすことがある。原因は不明であるが、自己免疫系統がMSに関わっている説が有力である。MSのための承認された 治療 法は

嚢胞性線維症の人が気道の粘液を取り除くのに有効な振動装置の使用

Thu, 07/02/2020 - 09:01
レビューの論点 本レビューでは、嚢胞性肺線維症患者の気道をクリアにするために使用する振動装置(フラッター、アカペラ、コルネット、クエイク®など)、肺内パーカッション換気、高頻度胸壁振動器(ベスト®)、VibraLung ®、 MetaNeb ® 、およびAerobika ® の 効果 の エビデンス(科学的根拠) を検討した。これは以前に公開されたレビューの更新版である。 背景 嚢胞性線維症の患者は喀痰(肺や気道の粘性のある分泌物)の量が非常に多く、それが原因となって絶え間ない感染と炎症を引き起こすことがある。これが気道を損傷し、時間の経過とともに肺機能を悪化させる

COVID-19ウイルスへの感染を検出するための抗体検査の診断精度は?

Fri, 06/26/2020 - 11:01
背景 COVID-19は、SARS-CoV-2ウイルスによる感染症で、風邪やインフルエンザと同様に人と人との間で流行しやすい病気である。COVID-19に感染した人の多くは軽度から中等度の呼吸器疾患を生じ、中には症状のない人(無症候性感染症)もいる。他の人は症状が重く、専門的な 治療 や集中 治療 を必要としている。 COVID-19に感染した人の免疫システムは、血液中のウイルスを攻撃するタンパク質(抗体)を開発することで感染に反応する。人々の血液中の抗体を検出するためのテストは、彼らが現在COVID-19に感染しているか、または以前に感染していたかどうかを示すかもしれない。

がんの予防と緑茶

Fri, 06/26/2020 - 02:01
背景 世界的に緑茶(Camellia sinensis)の摂取量は多い。緑茶は細胞障害や細胞死を引き起こす 可能性 のあるフリーラジカルの形成を防ぐことができる強力な抗酸化活性を有するポリフェノールを含む。そのため、緑茶はがんのリスクを減らす 可能性 があることが示唆されてきた。これは、緑茶の摂取とがんの関係を調べた、ヒトを対象とした多くの 研究 で検討されてきた 理論 である。 レビューの目的 疫学 研究 における緑茶の摂取とがん発症リスクの 関連 を評価した。 主な結果 このレビューでは、緑茶の摂取と消化管、女性の生殖器系、乳房、前立腺、腎臓および尿路、鼻咽頭、肺、血液、皮膚

妊娠中の禁煙のための薬物治療と電子タバコ

Thu, 06/25/2020 - 10:01
論点 妊娠中の喫煙は、妊婦や胎児にとって有害である。しかし、多くの女性が妊娠中にタバコをやめるのに苦労している。禁煙補助薬は、タバコを吸いたいという欲求の強さを軽減させ、禁煙を試みる人の長期的な成功の 可能性 を高める。喫煙者である妊婦にこれらの 治療 法を提供することで、禁煙を助け、自身の健康と胎児の健康の両方に好ましい影響をもたらせる 可能性 がある。 重要 である理由 禁煙を助けるために一般的に使用される薬には、ニコチン代替療法(NRT)、ブプロピオン、バレニクリンなどがある。また、ニコチンを含む電子タバコを、禁煙する目的で使用している喫煙者もいる。しかし

回復患者の血漿によるCOVID-19の治療

Thu, 06/25/2020 - 04:01
背景 コロナウイルス(COVID-19)は新株のウイルスによって引き起こされる感染性の高い呼吸器疾患である。世界規模で集団発生が急速に広がっている。このウイルスに感染しても疾患の兆候を示さない人がいる一方、発熱、咳、息切れ、喉の痛みなどの症状を呈する人もいる。中にはより重症化して重度の呼吸困難を引き起こす場合があり、入院や集中 治療 、または死亡につながる 可能性 がある。現時点でワクチンや特別な 治療 法はない。 COVID-19から回復した人々の血中では罹った病気に対する自然防御(抗体)が働いている。抗体は血液の一部である血漿に含まれる

抗リン脂質抗体を持つ女性が流産再発を予防するための抗凝固薬

Wed, 06/24/2020 - 03:01
複数回の流産を経験した抗リン脂質抗体が持続する女性の妊娠転帰を、抗血栓薬が改善するか検討することを目的とした。 論点 リン脂質分子は細胞膜の形成を助け、細胞の機能に 重要 である。免疫システムはリン脂質に接着する蛋白に対する直接的な抗体を作ることがある。抗リン脂質抗体には様々な種類が存在する。これらの抗体は静脈内や動脈内に血栓を生じたり、流産を繰り返させたりする。 重要 である理由 抗リン脂質抗体は流死産を含めた妊娠合併症のリスクと 関連 している。流死産を繰り返している女性に対し妊娠中に抗血栓薬を使用することで、流産を予防できる 可能性 がある

若い犯罪者の再犯を減らすための修復的司法会議

Mon, 06/22/2020 - 01:01
犯罪を犯す若者の数は、多くの国で懸念されており、特に再犯する若者の割合が高いことを考慮すると、多くの国で懸念されている。通常の法廷手続きの代わりとして、若い犯罪者に使用されるますます人気のあるテクニックは、修復的司法会議を行うことである。この会議には、犯罪者、被害者、双方の支援者、および会議コーディネーターの間の会議が含まれる。この会議では、関係者全員が自分の経験を共有し、犯罪によって引き起こされた被害を修復するための最善の方法を一緒に決定する機会を提供している。被害者の許しとともに、加害者が自分のしたことを償う機会を提供することは、関係者全員の満足度を高め、再犯の 可能性

妊婦のてんかん治療と子どもの発育について

Fri, 06/19/2020 - 08:01
背景 てんかんを有する多くの女性にとって、妊娠中に抗てんかん薬の服用を継続することは健康上 重要 である。子宮内で抗てんかん薬に暴露された子どもでは奇形または先天異常の発現リスクが上昇することが、過去25年間の 研究 により示されている。 論点 このレビューは、妊娠中の抗てんかん薬(AED)への暴露がIQ、言語、記憶(神経発達)などのスキルの能力レベルの低下に 関連 しているかどうかを理解することを目的としている。 研究 特性 このレビューには28件の 研究 が採用された。参加者は、一般的に使用されているAEDを服用しているてんかん患者の女性であり、てんかん患者ではない女性、または

がん患者に対する注射用抗血栓薬(抗凝固薬)

Thu, 06/18/2020 - 08:01
背景 抗血栓薬は、致死的な血栓の予防によってがん患者の生存率を改善し、また直接的な抗癌 効果 を有する 可能性 があることを、 研究 のエビデンスが示唆している。しかし、抗血栓薬は出血リスクを高める 可能性 もあり、その出血は重篤で、生存率を低下させる 可能性 がある。そのため、患者と医師がリスクと利益のバランスを認識できるように、 治療 のメリットおよびデメリットについて理解することが 重要 である。 試験 の特性 がん患者に対する抗凝固薬の 研究 についての科学文献を検索した。本エビデンスは2017年8月14日現在のものである。19件の適格な 試験 を選択した。 主な結果 がん患者9

帝王切開術の術後感染を減らすために、帝王切開術の前に消毒液で腟を洗浄すること

Mon, 06/15/2020 - 01:01
帝王切開術の前に腟を消毒液で洗浄することで安全に母体の感染リスクが減少できるか、 ランダム 化比較 試験 を用いて検討した。 論点 帝王切開術の前に腟洗浄を行うと、腟内に自然に存在する細菌の数を減らすことが可能である。腟と子宮頸部に存在するこれらの細菌は、手術中に子宮内に移動し、子宮内膜や手術の創部に感染を引き起こす 可能性 がある。そのため、抗菌薬をルーチンに手術前に投与して感染のリスクを減らすが、それでもこれらの合併症により女性が苦しむことがある。抗菌薬は、常にすべての細菌に有効というわけではなく、抗菌薬が効かない耐性菌が存在する。腟洗浄は

肺炎の予防と治療のためのビタミンC補給

Thu, 06/11/2020 - 11:01
レビューの論点 成人と小児において、肺炎の予防および 治療 を目的としたビタミンC補給の役割を、補給しない場合と比較する。 背景 肺炎は、ウイルス、細菌、真菌により引き起こされる胸部感染症である。ビタミンCは免疫系に関与するため、その補給は小児および成人で肺炎の予防と 治療 に 重要 となり得る。肺炎の予防と 治療 におけるビタミンCの役割を評価した。 調査期間 2020年3月4日までの文献を検索した。 研究 の特徴 9件の 研究 を取り扱い、うち2件は進行中の 研究 であった。7件の 研究 には計2774名が参加し、高所得国(英国、米国、チリ)および低中所得国(バングラデシュ、パキスタン

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